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- なぜゴルフは「紳士のスポーツ」と呼ばれるようになったのか その理由に歴史的背景も
ゴルフは一般的に「紳士のスポーツ」と呼ばれることが多いです。しかしその理由や由来は意外と知られていないかもしれません。ゴルフの起源やルールのあり方から、なぜ「紳士のスポーツ」と呼ばれるようになったのでしょうか。
ゴルフのマナーにはどんなものがある
「紳士のスポーツ」と呼ばれているゴルフですが、それはつまりマナーをとても大切にしているということです。ゴルフを「紳士のスポーツ」として特徴づけているともいえるマナーですが、一体どんなものがあるのでしょうか。
ゴルフのマナーを知るうえでまず意識しておきたいことは、「他人へ迷惑を掛けない」ということが何よりも優先されているという点です。
ここで注意すべきなのは、一緒にプレーをする同伴者だけでなく、他の組のプレーヤーや、コース管理者への配慮も同じように重視されているということです。
そういった意味では、プレーが始まる前の段階からもマナーは存在しており、それらをしっかり守ることが求められているといえます。
まず、基本ですが非常に大切なことはスタート時間には絶対に遅れてはならないということです。万が一指定されたスタート時間に遅れてしまった場合、後続の組の進行が遅れてしまう可能性があります。他のプレーヤーに予期せぬ急かしたプレーを強いてしまうことは最もあってはならない事態の一つだといえます。
そしてプレー中のマナーでは、「安全を確保する」、「同伴者のプレーを妨げない」、「ファストプレーを心がける」ことが基本的な考え方となります。
危険を回避してプレーすることの必要性は言うまでもありませんが、同伴者が近くにいる時に素振りをしたり、ボールを打つ人の前に立っていたりということは起こりがちなので注意が必要です。
さらに、同伴者がプレーに集中できるような配慮も求められます。同伴者が打つ時には「視界に入らない」、「声を出さない」ことが基本的なマナーとなります。又、グリーン上では同伴者のパッティングのラインを踏まないようにしましょう。ライン上に自分の影が落ちてしまうことも同様に迷惑な行為となるので注意が必要です。
そしてコース全体への配慮という意味では、「ファーストプレーを心がける」ということは最も大切なマナーだといえるかもしれません。多くのコースではプレー時間の目安として「ハーフ2時間」が推奨されています。必要以上に時間をかける「スロープレー」は、最も嫌われるマナー違反の一つといえるので気をつけたいところです。
※ ※ ※
ゴルフは「紳士のスポーツ」と呼ばれていますが、歴史的背景が与えた影響だけでなく、明確にルール化もしている点は興味深いといえます。一方で、ゴルフには守るべきマナーが多い為、それが敷居を高く感じさせる要因にもなっているのかもしれません。
しかし、全てのマナーは他者への配慮を目的に生まれたことを理解すれば、必要以上に難しく考える心配はないといえるのではないでしょうか。
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