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- ポロ10万円!セーター40万円!? ライダーカップ欧州チームのユニフォームがとんでもない値段になっていた
直接関係のない日本にはなかなかその熱狂ぶりが伝わりにくいのですが、現在開催されている米国と欧州のチーム対抗戦ライダーカップは、選手もファンも入れ込みぶりはメジャー以上ともいわれる一大イベント。そんな大会だけあって、勝敗とは直接関係のない部分も桁が一つ違うようです。
イタリアの超高級ブランドが制作
今週、欧米に限らず、世界中のゴルフファンの耳目を集めているのが、2年に1度開催される米国対欧州のチーム対抗戦「ライダーカップ」です。
この大会は、ゴルフ界では比肩するものがない(つまりはメジャートーナメント以上)熱狂をもたらすイベントで、普段はどんなにクールな選手(出場選手は各12名)も、ここでは勝っても負けても涙するほどです。
しかも今年は、新型コロナのパンデミックで開催(開催コースは、アメリカのウィスコンシン州にあるウィスリングストレイツ)が1年先送りされたためか、大会を取り巻く熱狂はいつも以上。より加熱しているようです。
もちろんメディアは、大会が始まるずっと前から代表選手たちの言動を逐一拾い集め、つぶさに報道しています。そんななか、先日イギリスのゴルフ情報サイトにこんな見出しの記事が掲載されました。
「ライダーカップのウェアの法外な価格はゴルフファンをショックで呆然とさせる――欧州チームのウェアを手に入れたいのなら、すぐに貯金を始めたほうがいいだろう」
普段のトーナメントでは各々が契約しているメーカーのウェアを切る選手たちも、ライダーカップではオリンピックと同様チームのユニフォームに身を包みます。でも、そこに掲載される欧州代表のウェアは、一般庶民の感覚からすると、思わず「ジャージ?」と思ってしまうような、一見何の変哲もないスポーツウェアばかりです。
例えば、欧州のチームカラーである青を基調にしたアウターやポロシャツ、キャップ。また、地元ファンを喜ばせるためでしょう、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の地元チーム「グリーンベイ・パッカーズ」のチームカラーである「白・金色・濃緑」を配したアウターなど、いずれもありきたりの外見なのですが……。
でも、これらはすべてイタリアの超高級衣料品ブランド「ロロ・ピアーナ」の製品。欧州チームのオフィシャルサプライヤー(アメリカチームは「ラルフローレン」製)となった同社が、厳選された素材を使用し、長年にわたって研究してきたフォルム、発色、着心地、機能性をすべて投入して完成させた製品とのこと。
そして、気になる価格ですが、同社が運営する日本国内向けのネットショップで調べたところ、欧州カラーの真っ青なセーター(素材:ハイテク繊維)は40万4800円也!
以下、ホワイトを基調にしたフルジップアップのジャケット(ブルゾン、素材:ハイテク繊維)=34万4300円、パンツ(素材:シルク、バージンウール)=12万2100円、ポロシャツ(素材:コットン、ハイテク繊維)=10万7800円、ベルト(素材:スエード)=7万400円、キャップ(素材:ハイテク繊維)=3万6300円……等々。ありていにいえば「目の玉が飛び出す値段」がずらり。
先に触れたイギリスのゴルフ情報サイトの記事には、
「これらの商品の購入を計画するなら、銀行に融資を相談するか、宝くじに当たってからにしたほうがいいでしょう」とも書かれてありました。
こんな表現も納得の価格ですが、サプライヤーのロロ・ピアーナにしても、決して小さなコスト(イベント投資)ではないはず。逆にいえば、このライダーカップは、それだけのコストを投じる価値(宣伝、ブランディング効果)のあるイベントということなのでしょう。
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