「そろそろフルセット」を考え始めたら覚えておきたい“3ない”が令和の最新セッティング術

令和のゴルフブームと言われる昨今はゴルフクラブもよく売れているそうです。若いゴルファーだと、はじめてゴルフクラブを購入する人も多いかもしれませんが、実は10年前とは購入するべきクラブが少し変わってきました。今回は初心者やアベレージゴルファーのためにクラブ選びの最新基準を紹介します。

3番ウッドはいらない

 ゴルフクラブは14本までというのがルール。その構成はドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジ、パターというのが基本です。その中でドライバー、パターは1本ずつ、アイアンはセットで購入すればOK。

以前は3番ウッドが入っているのが当然だったが、最近は常識が変わってきた

 初心者が迷ってしまうのは、フェアウェイウッド、ユーティリティー、ウェッジです。この3カテゴリーは番手(ロフト)を選択しながら、1本ずつ選んでいくので、「何番(何度)を買えば良いのか?」と悩んでしまう。しかも、平成から令和になって、少し選び方も変わってきています。

 まずフェアウェイウッドですが、10年前までは3番と5番を選ぶ人が圧倒的でした。しかし、この10年で実はフェアウェイウッドが長くなってきてしまって、3番ウッドがさらに難しいクラブになってしまった。また、クラブの性能的な進化によって5番でも十分に飛距離が出せるようになりました。その結果、今、初心者やアベレージゴルファーが購入するなら3番、5番ではなく、5番と7番が理想。実際にゴルフショップに話を聞いても、最近は3番より5番が売れているそうです。

ユーティリティーも3番はいらない

 一般的にユーティリティーは“お助けクラブ”とも言われているやさしいクラブです。しかし、実はユーティリティーでもロフト20度前後の3番を打ちこなすのは難しい。

 またフェアウェイウッドで7番ウッドを購入したら、その飛距離はユーティリティーの3番とほぼ同じくらい。だから、ユーティリティーでも3番は必要ありません。アイアンセットとしても最近は5番からPWまでの6本セットがスタンダードなので(今や、いわゆる“飛び系”のアイアンでは6番からの5本セットも多いですが)、そのセットを購入した人ならユーティリティーは4番、5番の2本がオススメです。

ウェッジは52、58度から50、56度が定番に

 お店に行くとウェッジのロフトは46度から60度以上まで幅広いバリエーションがあります。

 その中で、10年前までの定番は52度と58度の2本を選ぶことが基本でした。しかし、実はこの10年でアイアンのロフトが立ってきた(角度が少なくなってきた)。つまり、飛ぶアイアンが増えてきたということです。

 その結果、アイアンセットの中で最も短いPWのロフトは44度前後。そうすると、ウェッジが52度からではロフトの間隔が開きすぎてしまって、その中間の距離を打つクラブがなくなってしまいます。分かりやすく言うとPWで120ヤード、52度で80ヤードを打っている人にとって、100ヤードを打つのにちょうどいいクラブがなくなってしまうのです。その結果、最近は52、58度よりも50、56度を選ぶ人が圧倒的に増えているそうです。

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 最後に14本の構成をまとめるとドライバー、5番ウッド、7番ウッド、4番UT、5番UT、アイアンセットが5番アイアンからPWまでの6本、そして50度と56度のウェッジ2本、そしてパターという組み合わせ。

 セットクラブを卒業してフルセットの購入を考えている方、あるいは単品モノのクラブの買い替えを考えている方は、3番ウッドと3番ユーティリティーを外す“3ないセッティング”と、ウェッジのロフトを少なめにすることを意識してみてください。初心者やアベレージゴルファーにとってはきっとスコアアップへの近道になると思います。

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