金田久美子がツアーで一番仲がいいのは“8つ下”の脇元華「むしろいじられてます」

女子プロゴルファーの“キンクミ”こと金田久美子。派手なファッションから“ギャルファー”とも呼ばれますが、その外見からは想像もできないほどゴルフにストイックです。そんな彼女の連載「キンクミの#熟女じゃねぇし!」。幼少期やツアーの話、プライベートまでさまざまなテーマで本音を語ります!(構成:キム・ミョンウ)

アマチュアの時に一緒に練習ラウンド

 今年も残すところ1カ月を切り、私はオフに入りました。

 ゆっくりできるのかなと思っていたのですが、スポンサーさんへのあいさつ回りやイベントの参加、友人との食事や祝勝会などで、忙しい日々を過ごしています。QT(予選会)に行かずに過ごすオフは本当に久しぶりで、大好きな愛犬とも楽しく過ごしながら、今はしっかり充電している最中です。

今年のステップ・アップ・ツアーHanasaka Ladies Yanmar Golf Tournamentで仲睦まじい様子の金田久美子と脇元華 写真:Getty Images
今年のステップ・アップ・ツアーHanasaka Ladies Yanmar Golf Tournamentで仲睦まじい様子の金田久美子と脇元華 写真:Getty Images

 そういえば、後輩プロの脇元華ちゃんがこのオフに優勝のお祝いをしてくれました。8つも下なのですが、本当に同級生みたいにすごく仲がいいんです。私がすごく人見知りなので、こんなに距離が近くなる選手はすごく珍しい。懐いてくれて、いつの間にか気心知れた仲になりました。

 初対面は華ちゃんがアマチュアとして女子ツアーのトーナメントに推薦で出場した時でした。当時、華ちゃんのお父さんが「一緒に練習ラウンドお願いします」と、ごあいさつに来られたのですが、それがきっかけでした。

 当時からすごく人懐っこくて、性格や話も合う。私は基本的に「来る者拒まず」なので、先輩の私に対してよそよそしくしないから、かえってそれがすごく楽だったんです。ちょうど最終戦の宮崎は華ちゃんの地元でもあるので、お父さんも一緒に盛大にお祝いをしてくれたのは、本当にうれしかったです。

人懐こく気遣いができて可愛がられる

 不思議なのは、ゴルフ場以外のプライベートでは選手と食事に行くことはないのですが、華ちゃんとはご飯に行ったり、サウナに行ったりもします。私が先輩だけれど「クミちゃん」って呼ばれるのですが、でも、それが本当に楽で、私も自然体でいられる。普段からよくいじってきますが、かわいい後輩です(笑)。

 見ていると、すごく気遣いもできる選手で、人と接するのが上手。可愛がられるし性格もすごくいいから、たくさんの人に好かれていると思います。

 でも、ただ友達みたいに楽しく過ごす仲というわけでもなく、お互いにプロゴルファーなので、いい刺激を与える関係でもあるんです。真面目なゴルフの話もするのですが、私が今シーズン優勝できたことが新たな刺激になってくれたらうれしい。

 すごく気になっていたのが、華ちゃんのファイナルQTの結果……。華ちゃんは11位で来季前半戦の出場権を獲得しました。これで来年は開幕戦から一緒にツアーで戦えるので、楽しみがまた一つ増えました。それにしても、華ちゃんは私のことをどう思っているんだろ? 今度聞いてみます(笑)。

金田 久美子(かねだ・くみこ)

1989年生まれ、愛知県名古屋市出身。3歳からゴルフを始め、8歳の時には世界ジュニア選手権で優勝。タイガー・ウッズに並ぶ記録で“天才少女”として注目を浴びる。アマチュアとして出場した2002年のリゾートトラストレディスで、12歳9カ月での最年少予選通過記録を樹立。08年のプロテスト初挑戦は1打足りずに不合格も、同年のファイナルQTをトップ通過してツアー出場権を得る。プロ3年目のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。22年樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで、11年ぶりのツアー2勝目を挙げた。愛称は“キンクミ”。その風貌から“ギャルファー”の異名を取った。スタンレー電気所属。

【写真】「顔見て話すとまた涙出た笑」 金田久美子“11年ぶりV”に脇元華が涙 サプライズで祝勝会
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