食いつきそうなフェースが特徴的! ブリヂストン「B1 ST」はヘッドスピードが速くなくても打てるの? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

食いつきそうなフェースが特徴的! ブリヂストン「B1 ST」はヘッドスピードが速くなくても打てるの?

男女プロたちが次々にスイッチしているブリヂストン「B1 ST」ドライバー。フェース全面にレーザーでクロスハッチングが施された「スリップレスバイトミーリング」というキーテクノロジーは、ドライバーショットにどんな影響があるのでしょうか。早速試打してみました。

ディープではないのにフェースが大きく感じる「B1 ST」ドライバー

 とにかくフェースの存在感とインパクトが強いブリヂストン「B1 ST」ドライバー。

 ヘッドを計測してみると、高さは他のモデルと比べても平均的な数値ながら、フェース面の高さと全長が非常に大きいことが分かりました。またネックの高さを出すことで、クラブとしての操作性を高め、アドレスした時に見た目のバランスがよくなるようにしています。

フェース全面にレーザで細かい平行線を綿密に組み合わせたパターンが施された「スリップレスバイトミーリング」。フィーリングや弾道にどんな影響があるのか
フェース全面にレーザで細かい平行線を綿密に組み合わせたパターンが施された「スリップレスバイトミーリング」。フィーリングや弾道にどんな影響があるのか

 ソール部に目を向けると、さらに機能が集結していることが分かります。ミスヒット時の反発性能アップする「SP-COR(サスペンションコア)」やソール左右に分かれた調整ウエート、重心角の調整でつかまり具合を最適化するウエート可変機能「アジャスタブルカートリッジ」もあります。

「ややスライス」なフェース向きと、つかまり過ぎず高くなりすぎない弾道の「B1 ST」ドライバーは、シリーズの中では上級者向けの強弾道・低スピンモデルに位置しています。

 純正シャフトに採用された「VENTUS BS6」も含めてどんなゴルファーに合いそうなのかを試打してみたいと思います。

「VENTUS BS6(S)」シャフトでクラブ総重量は約308グラム

 普通のヘッドスピードでは純正シャフトの「VENTUS BS6(S)」はハードかも? という心配は杞憂でした。

 試打クラブ(ロフト9.5度)の総重量は約308グラムなので、普段50グラム台のSフレックスシャフトを使っているゴルファーでも全く違和感がなく、むしろ軽快に振り切れました。

純正シャフト「VENTUS BS6」のクラブ総重量は約308グラム。普通のヘッドスピードでもロフト9.5度スペックで充分な「高打出し&低スピン」弾道を実感した
純正シャフト「VENTUS BS6」のクラブ総重量は約308グラム。普通のヘッドスピードでもロフト9.5度スペックで充分な「高打出し&低スピン」弾道を実感した

「強弾道・低スピン」という設計どおり、打出角は出ているのにスピン量は少なめの弾道で、キャリー&ランの両方で飛ばせそうなクラブでした。

 また何といっても「スリップレスバイトミーリング」の効果なのか、弾くような打感の中にある「食いつき感」が抜群。ボールを押し出すようなフィーリングは秀逸に感じました。

ヘッドからシャフトまで気持ちよくスイングできる

【画像】真っ黒なカーボンフェースに謎のネジ!? テーラーメイド新作「Qi10」のクローズアップを見る

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テーラーメイドの未発表ドライバー「Qi10 LS」のカーボンフェース 写真:GettyImages
テーラーメイドの未発表ドライバー「Qi10 LS」のソールデザイン(R&A適合クラブリストより)
欧州ツアー最終戦でテーラーメイドの未発表ドライバー「Qi10 LS」を使用したローリー・マキロイ 写真:GettyImages
フェース全面にレーザで細かい平行線を綿密に組み合わせたパターンが施された「スリップレスバイトミーリング」。フィーリングや弾道にどんな影響があるのか
純正シャフト「VENTUS BS6」のクラブ総重量は約308グラム。普通のヘッドスピードでもロフト9.5度スペックで充分な「高打出し&低スピン」弾道を実感した
「ST(スタンダード)」のネーミングどおり、スッキリとしたヘッドシルエットのデザインはもちろん、クラブとしてのバランスも非常にニュートラル
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