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2週連続2位の小祝さくら 6年前のプロ1年目から替えてないクラブが5本もあった
開幕から好調の小祝さくら(こいわい・さくら)。ここまでの3試合はすべてトップ10に入り、2戦目と3戦目は2週連続で2位。そんな小祝さくらのセッティングを調べると古いモデルを使い続けていることが分かりました。
開幕3試合すべてトップ10入りと今年も安定
開幕から好調の小祝さくら。ここまでの3試合はすべてトップ10に入り、2戦目と3戦目は2週連続で2位。そんな小祝さくらのセッティングを調べると古いモデルを使い続けていることが分かりました。

プロ7年目を迎えた小祝さくらですが、実はプロ1年目から替えていないクラブが5本ありました。それは2本のユーティリティーと3本のウェッジです。
ドライバー、フェアウェイウッドは最新の「ZX Mk2IIシリーズ」にしていますが、ユーティリティーは2018年発売の「スリクソンZ H85」を使っています。このユーティリティーについて小祝は以前、次のように語っていました。
「新しいモデルのほうが飛距離は出るのですが、『H85』はグリーンで止まるショットを打ちやすい。狙ったときに止まるイメージが出せるところが気に入っています」
ウェッジはユーティリティーよりもさらに古いモデルで、17年に発売した「クリーブランド RTX3」を使っています。このウェッジについては、
「顔が気に入っているので、なかなか替えられません。いろいろなウェッジを試していますが、これが一番いい。クラブを選ぶときはウェッジ以外でも顔を一番重視しています」
プロテストを受けた頃からこのウェッジを使っていましたが、当時はウェッジが2本。実質的なプロ1年目の18年から47度のウェッジを入れて、残りの2本を51度、57度に調整しています。ちなみに47度は48度を1度立てて、51度は50度を寝かせて、57度は58度を立てています。ロフト調整も含めて、小祝はウェッジの顔を重視しているようです。
小祝は18年に賞金ランキング8位になって以来、23年まで5シーズン連続(20-21年は統一シーズン)で賞金ランキングトップ10に入っています。今年も3試合を終えた時点で賞金ランキング3位と上々のスタートを切りました。6年間替えていないクラブがあることも、安定した活躍を続けられる一つの要因かもしれません。
その一方で、新しく使い始めたクラブも気に入っているようです。ドライバーの「スリクソンZX7 MkII」に関しては「イメージした通りのラインに飛んでくれて安定感があります。曲がったときでも曲がり幅が少ないのが気に入っています」と話しています。
パターは昨シーズンから引き続き「オデッセイ トライビーム#7」がエースパターです。
新・旧のクラブをミックスしてプロ1年目から安定した成績を残している小祝さくら。今年もツアーの主役として活躍することは間違いないでしょう。
2024 小祝さくらの最新セッティング
1W:スリクソン ZX7 MkII(ロフト/9.5度 シャフト/テンセイプロホワイト1K)
3W:スリクソン ZX MkII(ロフト/15度)
3U、4U:スリクソン Z H85(ロフト/19度、22度)
5I-PW:スリクソン ZX7 MkII
GW、AW、SW:クリーブランド RTX3(ロフト角/47度、51度、58度)
パター:オデッセイ トライビーム♯7 CS
ボール:スリクソン Z-STAR XV
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