フラッグシップモデルと変わらない完成度
「G430 HL」の対象ゴルファーではなが、「G430 MAX」との比較ということで、今回は特別に小坂支配人も試打。
筒コーチから「本当にゆっくりスイングしないと気持ちよくヘッドスピードが出ちゃうから気をつけて!」とアドバイスがあったにも関わらず、小坂さんの「G430 HL MAX」ドライバーは1球目から約300ヤードのウルトラショット。
「なるべくゆっくり振ってますが、本当にG430と変わらない打感フィーリングで重量だけがものすごく軽い。気持ちよくスイングできちゃいますね」(小坂)
筒コーチと小坂支配人はその後、「G430 HL MAX」「G430 HL SFT」ドライバー、「G430 HL」フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンを試打。
「装着されている新しいスピーダーNX35/45シャフトといい、35グラムのイオミックグリップといい、絶妙なバランスを作り出していると思います。ヘッドスピード38メートル/秒以下のゴルファーに推奨のモデルですが、フラッグシップモデルと遜色ない完成度でびっくりしました」(筒)
幅広いゴルファーをカバーできる!「G430」ファミリーが勢ぞろい
「僕の周りのピンユーザーが次々にG430に買い換えてますが、コースで一緒に回ると明らかに打球音が変わりましたね。以前よりボール初速が伸びて、少し飛んでいる仲間が多いです。ただ、ヘッドスピードが遅めの人は、ヘッドが重かったりシャフトが硬かったりという声もありました」と、小坂支配人。
ピンの山崎さんは今回の軽量モデルについて、
「今回発売する『G430 HL』が開発された背景には、ゴルファーからそのような声もあったことがあります。『G430』シリーズと合わせて、ご自身のヘッドスピードやスイング傾向をフィッティングで確認してもらえればと思います」
と開発の経緯について説明してくれました。2023年は各社のフラッグシップモデルだけでなく、軽量カテゴリーでも熱い戦いが始まってると感じました。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。