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下克上優勝の山内日菜子は高校生からテーラーメイド一筋 ほぼ最新モデルのセッティング
日本女子ツアー史上、最大級の下克上優勝を達成した山内日菜子。昨年のQTでの出場優先順位が181位の山内は、レギュラーツアーどころか、ステップ・アップ・ツアーに出場するのも難しいランキングでしたが、主催者推薦で出場した「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で見事に優勝しました。14本のセッティングの中で、山内が大活躍してくれたと語った1本とは?
14本ともテーラーメイドで、ほとんどが最新モデル
日本女子ツアー史上、最大級の下克上優勝を達成した山内日菜子。昨年のQTでの出場優先順位が181位の山内は、レギュラーツアーどころか、ステップ・アップ・ツアーに出場するのも難しいランキングでしたが、主催者推薦で出場した「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で見事に優勝しました。14本のセッティングの中で、山内が大活躍してくれたと語った1本とは?
高校生の頃から14本ともテーラーメイドのクラブを使っていた山内日菜子は、プロになってからもテーラーメイドのクラブを使い続けていました。そして、プロ8年目で初優勝したこの試合でも、14本ともが同社のクラブでした。しかも、ほとんどが最新モデル。ドライバーだけでなく、ツアープロがなかなか替えないパターも2023年に発売した新モデルになっています。その理由について山内は、飾り気のない言葉でこう明かしました。
「私はすぐにクラブを替えられます。正直(クラブのことは)よく分からないので、それなら新しいもののほうが良くなると思っています」
新ドライバーの「ステルス2」についての印象は「ミート率が格段に上がりました。左右の曲がり幅も減って狙ったところに飛ばせます。『TP5x』ボールとの相性も良いです」、最新パターの「スパイダーGTx ブラックトラスTM1」についても「ミスが減って、ロングパットの距離感や方向性が合わせやすくなりました。勝負所でも安心して打てる感覚がありました」と、いずれも絶賛していましたが、14本の中で優勝に貢献したクラブはこの2本ではなかったようです。
「5番ユーティリティーです。初日に5番ユーティリティーで3つか4つバーディーが取れて、それがすごくうれしかった。波に乗れた感じがします」
過去5シーズン中4シーズンは賞金ランキングが100位以下。それでも諦めずに毎年QTを受けて試合に挑み続けた山内。地道な努力と、ジュニア時代からテーラーメイドを使い続けている一途さが、QT181位からの下克上優勝につながったのかもしれません。
2023 山内日菜子の最新セッティング
1W:ステルス2 ドライバー(ロフト/10.5度)
3W(HL)、7W:ステルス2(ロフト角/16.5度、21度)
4U、5U:ステルス2(ロフト角/22度、25度)
6I-PW:P790
GW、AW、SW:ミルドグラインド3(48度、52度、58度)
パター:スパイダーGTx ブラックトラス TM1
ボール:TP5x
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