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- 高反発ボールだけどハマるゴルファー続出!? 第5世代「飛匠 RED LABEL極」ってどんなボール?
高反発ボールのパイオニアブランド、ワークスゴルフから第5世代にあたる「飛匠RED LABEL極」が発売されました。競技には使用できないルール不適合ボールですが、シニアゴルファーを中心に「すごく飛ぶ」、「打感が柔らかい」と好評。早速、コースで性能チェックしました。
ミスショットでも飛ぶ! 高音&軽快打感で「最低15ヤードアップ」
ゴルフボールには反発係数のルールがあり、あまりに高い反発係数のボールは競技で使用することができません。
とはいえ、ほとんどのアマチュアゴルファーは競技に出場しないエンジョイプレーヤー。中でも飛距離の落ちたシニアゴルファーを救うべく「あえてルールを超えた飛び」の高反発ボールとして発売しているのが、ワークスゴルフ「飛匠(ひしょう)」シリーズです。

発売された第5世代「飛匠 RED LABEL 極」は、シリーズ史上最高反発になっています。ルール制限値である0.80を大幅にオーバーする「反発係数0.85」を記録。この数字は、対象ゴルファーの飛距離を最大50ヤード近くアップする可能性があるとのことです。あくまでエンジョイラウンドで「楽しく飛ばしたい」ゴルファーのためのボールを実際にコーステストしました。
今回試打したシニアゴルファーDさん、普段はスピン系ボールを使用して当たれば250ヤードという飛ばし屋です。
「飛ぶはもちろんですが、ショットがいつも以上に真っすぐ飛ぶことが多かったです。特にパー3でダフったショットがグリーンにナイスオンしたのには驚きました」(Dさん)
高反発ボールは「飛ぶけど曲がる」や「硬い打感」のイメージがありますが、「全くそんなことなく、いつもより曲がらなかったです。打感も軽いというか、柔らかい感じでした。ただ、打球音はすぐに高反発ってバレるぐらい甲高かったです」(Dさん)
「高反発ボールで飛ばす」のもゴルフの楽しみ方
高反発ボール「飛匠 RED RABEL 極」ボールはどんなゴルファー向けなのでしょうか。
「ヘッドスピードが極端に速いゴルファーが打つと球離れが早くなって、上がりすぎたり方向性がバラバラになりました。つまり、普通のヘッドスピードのゴルファーが『飛ばしを楽しむ』ボールといえます」
「そのうえ、打感はプラスチック的な軽さで、セカンドショット以降はポカーンと高く上がって、ポトリと高さで止まる不思議なボールですね」(筒康博コーチ)

「競技でこっそり使う人がいるのでは?」という心配は無用。適合ドライバーで打っても「カキーン」という甲高い打球音になるので、「今日は飛匠ボールでいくね!」と男らしくエンジョイゴルファーを宣言した方が潔いでしょう。
開発者のドラコンプロ&PGAティーチングプロ田中宏明プロの「飛距離が落ちてゴルフがつまらなくならないための設計とコンセプト」どおり、競技には参加しないエンジョイゴルファーが「自分史上ベストプレー」を目指すのに最適なボールといえそうです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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