- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ギア・グッズ
- 「ゼクシオ12」アイアンが急上昇! ダンロップがワンツーを達成 2023年5月売れ筋アイアンベスト5
「ゼクシオ12」アイアンが急上昇! ダンロップがワンツーを達成 2023年5月売れ筋アイアンベスト5
今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2023年5月のアイアンランキングです。
有賀園ゴルフで2023年5月に売れたアイアンベスト5
今、売れているアイアンはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。
第1位 ゼクシオ12アイアン(ダンロップ)
さらに進化したチタンフェースアイアン。「REBOUND FRAME」をアイアンにも搭載し、フェースとボディーをダブルでたわませて、ボールスピードをアップ。さらに、フェース下部の反発性能も向上させ、安定した飛距離を実現。ミスヒット時の飛距離ロスも軽減します。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6~9、PW):カーボン・13万7500円(税込み)、スチール・11万円(税込み)
シーズンインに合わせてシニア層の買い替えが増えた可能性
1月に2位にランクインして以来のトップ5入り、しかも首位ということに驚きました。
ただ、アイアンの売り上げは毎月どんぐりの背比べ状態なので、数十セット多く売れただけで、ランキングに大きく影響します。
暖かくなってきて、シニア層もラウンドに出かけるようになり、アイアンを買い替える方たちが増えたのかもしれません。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)
第2位 スリクソンZX5 MkII アイアン(ダンロップ)
シャープなフォルムで、優れたボールスピード、スピン、操作性、フィーリング、すべてをバランスよく兼ね備えたオールマイティーなモデル。フェース周辺部に配した溝「スピードグルーブ」と最適なフェース肉厚設計により、フェースのたわみがさらに大きくなり反発性能が向上、ボールスピードを高めて、大きな飛距離へと導きます。2022年11月19日発売。メーカー希望小売価格:6本セット(#5~9、PW):カーボン・14万5200円(税込み)、スチール・13万8600円(税込み)、単品(#4、AW、SW):カーボン・各2万4200円(税込み)、スチール・各2万3100円(税込み)
性能はもちろん、見た目のカッコよさを重視する人に人気
見た目重視で買い求める人も多いのですが、性能的にも、打点ミスに強く、やさしくて打ちやすいので高い評価が続いています。
軟鉄鍛造アイアンなら国内メーカーという、こだわりを持っている方からの引き合いも多いですね。
それと、もしかすると、女子ツアーでこのアイアンを使用している山下美夢有プロの活躍も影響しているかもしれません。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)
第3位 G430 アイアン(ピンゴルフジャパン)
重量周辺配分設計でブレないアイアンがさらに進化。7つのゾーンに分かれた新構造の衝撃吸収バッジ「PURFLEX」を搭載で、インパクト時の衝撃を抑えて、ソフトな打感と快音をもたらします。キャビティアイアンの想像を超える心地よい打感を実現しながら、高いボール初速と新ロフト設計で飛距離性能もアップ。ミスヒットにも強く、楽に狙えるモデルです。2022年11月11日発売。メーカー希望小売価格:1本:カーボン・2万8600円(税込み)、スチール・2万6400円(税込み)~
発売当初よりも人気がじわじわと上がってきている
発売当初はウッド類の売れ方と比較して、あまり人気がない印象だったのですが、やさしさと飛距離性能が評価されてじわじわと人気が上がってきているように感じます。
ミスにも強く、飛ばせるという声が多いです。また、ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティーまでG430の購入を決めた方が、アイアンもセットでそろえるケースが増えています。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)
第4位 パラダイムアイアン(キャロウェイゴルフ)
スピードフレーム構造やAIフラッシュフェースなど、最先端技術を詰め込み、求められる要素のすべてが理想的といえるアイアンとして開発されました。3機種がラインアップされ、こちらはもっともスタンダードな位置づけとなるモデル。オフセットもロフト設定もほどよく、さまざまなレベルのゴルファーに対応するフォルム、性能となっています。2023年3月3日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6~9、PW):カーボン・14万8500円(税込み)、単品(#4、#5、AW、52):カーボン・各2万9700円(税込み)
第5位 パラダイム マックスファスト アイアン(キャロウェイゴルフ)
新たに開発された「スピードフレーム構造」採用で、高い剛性と低重心化を実現。すっきりとしたヘッド形状でありながら、より大きなたわみでボールスピードを高めます。3機種のラインアップの中で、もっとも軽い設計となっているのがこちら。ストロングロフトで、振り抜きのスピードを生かしながら、想像以上の飛距離を手にすることができます。2023年3月3日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6~9、PW):カーボン・14万8500円(税込み)、単品(#5、AW、51、56):カーボン・各2万9700円(税込み)
「アイアンとウッドは別物と考える人も増えています」(小室店長)
ドライバーやウッド類は、海外ブランドが圧倒的な人気ですが、アイアンに関しては、1位と2位にダンロップのクラブがランクインしました。このランキングを見ると、ウッド類とアイアンは別物と考えている方も多いのではないか感じます。
海外のコースは日本よりもタフなセッティングのところが多く、ドライバーやフェアウェイウッドは、10ヤードでも先に飛んでくれるものが求められていることもあり、海外ブランドは、かなりの開発力で飛距離性能に優れたモデルが生み出しています。
この傾向はアイアンにも通じているので、海外ブランドのアイアンは飛距離重視のモデルが多く感じます。
でも、アイアンに関しては多くのゴルファーが飛距離よりも自分のフィールングどおりにキャリーが出て、イメージどおりの弾道でスピンが入るモデルを求めているのではないでしょうか?
実際に接客の中でも「アイアンは飛距離だけではない」という声を耳にすることも多いです。
フィーリングという部分に関しては、国内メーカーのほうが優れていると感じている人も多いようで、ランキングには入ってきませんが、ミズノなどの軟鉄鍛造モデルの精度の高さを評価する人も数多くいます。
ウッド類からセットで購入される方も多いので、全部、同じブランドでそろえるケースも多いかと思いますが、フィーリングも満たしたいと感じているのであれば、国産ブランドにも注目して、いろいろ打ち比べてみて欲しいと思います。
※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。
取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店
最新の記事
pick up
ranking