- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- レッスン
- 突然やってくる連続シャンクもすぐに直せる! 「手元と体の距離感」が身につくタオルを使った修正法
スコアメイクのカギを握るのはアプローチ。ティーショットとセカンドショットがうまくいって順調にグリーン近くに来たとしても、アプローチで何打も費やしてしまってはスコアはまとまりません。ツアープロの岸部桃子(きしべ・ももこ)を姉に持つ、ティーチングプロの岸部華子(きしべ・はなこ)にアプローチを教えてもらいました。今回のテーマは「シャンクの直し方」です。
手元と体の距離が離れることがシャンクの原因
ラウンド中や練習中、急にシャンクが出てしまうことってありますよね。「一度シャンクが出ると、どう打っても止まらない」というアマチュアは多いのではないでしょうか。今回は、そんなシャンクの直し方をお伝えしようと思います。
シャンクとは、インパクトの時にクラブのネック付近でボールを打ってしまうこと。原因は、体の回転が止まることや手打ち、フェースが開いて当たることなど、様々あります。
どんな原因のシャンクにも共通しているのは、手元と体の距離が離れていることです。手元と体の距離感がアドレス時と変わらずにインパクトできれば、シャンクを防ぐことができます。
手元が離れるクセを修正するために効果的なのが、タオルを使ったドリルです。
両ワキにタオルを挟むと手元が体から離れない
このドリルは非常にシンプルです。両ワキにタオルを挟んでアドレスし、タオルを落とさずにスイングするだけでOK。
手先だけでボールを打てなくなり、体を回してスイングできるようになります。結果、手元が体から離れず、クリーンにボールを打てるようになるはずです。
ラウンド中にシャンクが出た場合は、両ワキにタオルを挟んでいるイメージでスイングするといいでしょう。
また、シャンクが出る時は、スイング中のヘッドの位置やフェースの向きが分からなくなっているものです。練習では、思い切りフェースを開いたり閉じたりしてボールを打ってみると、ヘッドの位置やフェースの向きを把握できるのでシャンクを止めやすくなります。
取材協力・CLUB HOUSE(千葉県千葉市)
【指導】岸部華子(きしべ・はなこ)
1995年生まれ、福島県出身。父親の影響で6歳からゴルフをスタート。当時からツアープロの姉・桃子とともに練習に励み、07年に『東北ジュニアゴルフ選手権 女子11歳以下の部』で優勝するなど活躍。中学時代は陸上部に所属していたが、東日本国際大学付属昌平高校でゴルフ部に入部。卒業後は、21年にLPGAティーチングA級を取得。現在は、ジュニア時代から師事していた横田英治が主宰する『クラブハウス』に所属。インストラクターとして活動しながら、姉のツアーキャディも務める。
最新の記事
pick up
ranking