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- アプローチのダフリやトップは“ゆっくりリズム”で修正! メトロノームを使った簡単練習法
スコアメイクのカギを握るのはアプローチ。ティーショットとセカンドショットがうまくいって順調にグリーン近くに来たとしても、アプローチで何打も費やしてしまってはスコアはまとまりません。ツアープロの岸部桃子(きしべ・ももこ)を姉に持つ、ティーチングプロの岸部華子(きしべ・はなこ)にアプローチを教えてもらいました。今回のテーマは「リズムよく振る」です。
リズムの乱れがあらゆるミスの原因
トップやダフリなど、アプローチには様々なミスがありますが、多くのミスはスイングリズムが速くなることに主な原因があります。

どんな状況でも一定のリズムで体を動かせば、打ち急いだり、振り遅れることがなくなって振り幅が左右対称に。スイング軌道が安定して打点が狂いにくくなります。また、リズムが安定すれば、リキみからくるミスを防止することもできます。
リズムを一定にするには、メトロノームを使った練習がオススメです。メトロノームは、無料のアプリがあるのでインストールして使用するといいでしょう。
理想のテンポは66から68。ラウンド中に打ち急ぎやすい人は、62くらいのさらにゆったりしたテンポで練習すると効果的です。
足踏みスイングで手打ちを防止する
リズムのとり方は、「イチ」で構えて「ニ」でバックスイング、「サン」でインパクトし、「ヨン」のフィニッシュでピタッと止まるイメージ。フィニッシュで静止するまでを意識することで、スイングがより安定してくるはずです。

この練習の注意点は、手先でリズムをとろうとしないこと。手でリズムを合わせると手打ちを助長することになってしまいます。しっかりと体を動かして、全身でリズムをとるように心掛けましょう。
どうしても手先が先に動いてしまう人は、まずは足踏みからスタートしてください。足でリズムがとれたら、そのタイミングでスイングするとスムーズに体が動くはずです。
66から68のリズムは、アプローチだけでなくドライバーからパターまで共通です。すべてのクラブで同じリズムで振れるようになると、スイングもスコアも安定するはずです。
取材協力・CLUB HOUSE(千葉県千葉市)
【指導】岸部華子(きしべ・はなこ)
1995年生まれ、福島県出身。父親の影響で6歳からゴルフをスタート。当時からツアープロの姉・桃子とともに練習に励み、07年に『東北ジュニアゴルフ選手権 女子11歳以下の部』で優勝するなど活躍。中学時代は陸上部に所属していたが、東日本国際大学付属昌平高校でゴルフ部に入部。卒業後は、21年にLPGAティーチングA級を取得。現在は、ジュニア時代から師事していた横田英治が主宰する『クラブハウス』に所属。インストラクターとして活動しながら、姉のツアーキャディも務める。
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