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- 買取りより下取りが断然お得!? 中古クラブショップで少しでも高く買ってもらう方法
クラブにこだわるベテランゴルファーから、ゴルフを始めたばかりのビギナーまで、予算を抑えてクラブ購入ができるありがたい存在「中古ショップ」。使わなくなったクラブを売って、新製品を買うなど「中古ショップ」なしでは、生きられないというゴルファーも数多くいます。そこで、中古ショップ大手の「ゴルフドゥ」で、中古クラブのアレコレを聞いてみました。
ラウンドから戻ったらキャディーバッグから出してカラ拭きを!
ゴルフクラブを中古ショップで買い取ってもらうとき、どんなことに気をつければ高く買い取ってもらえるのでしょうか。ゴルフドゥ花小金井店の店長・岡部昭人さんに話を聞きました。
「クラブを売ろうと思ったら、当たり前のことですが、まずはクラブをキレイにすることです。芝や泥がついたままは言語道断。やはり、キレイに磨いていただくことが大切です」と、ごもっともなお答えが返ってきました。磨き方に何かコツはあるのでしょうか?
「まずは水拭きで、泥などの汚れを落としてからカラ拭きです。フェース面にボールの跡などがついている場合ですが、これは水拭きだけでは落ちません。そんなときは、メラミンスポンジでこすると、キレイに落ちます」とアドバイスしてくれました。
また、普段から、クラブの取り扱いに注意することも大事だといいます。
「誰しも、最初から売るつもりでクラブは購入していないと思いますが、本当は普段から売ることを想定してクラブを扱うことをオススメします。 というのも、クラウン部分など、ヘッドに目立つ傷がついていたり、カーボンシャフトの塗装が剥げていたり、アイアンのスチールシャフトにサビが出ていたり、これらは全部、査定価格が低くなる要素だからです」
スチールシャフトはそんなに簡単にサビるものなのでしょうか?
「ゴルフ場の芝に使われる肥料には、塩分が含まれているものも多く注意が必要です。『雨に降られていないし、ヘッドはゴルフ場のスタッフが拭いてくれたからオッケー』と、次のラウンドまでキャディーバッグに入れたままにしておくと、1週間、下手をすると3日程度でスチールシャフトが白っぽくなってくることもあります。元々の表面が弱いと、細かい赤サビがついてしまうこともあります」
「ラウンド後、家に帰ったらキャディーバッグから出して、クラブ全体をカラ拭きしておくことをオススメします。時間があるなら水拭きしてからカラ拭きをして、よく乾かしてからキャディーバッグに戻すようにすればサビは防げると思います」
ラウンド中もクラブの取り扱いに注意
スチールシャフトだけではなく、カーボンシャフトの塗装や軟鉄アイアンのヘッドにも気をつけて欲しいと岡部店長。
「キャディーバッグからの出し入れや、数本を手に持って移動時に乱暴に扱うと、シャフト同士がぶつかってキズがつきやすくなります」
「また、軟鉄アイアンは軟らかいので、ぶつかった衝撃でヘッドがヘコむなどキズもつきやすいので気をつけましょう。プレーに熱中してると、そこまで気を使えないかもしれませんが、なるべく丁寧に出し入れしてあげてください」
「また、ウッド類にはカバーをしているのに、アイアン類はそのままキャディバッグに入れている人がほとんどだと思います。丁寧に扱っている人は1本ずつカバーをかけています。そこまでは難しくても、アイアン全体を覆うようなカバーはかけておいたほうがいいですね。クラブの積み下ろしのときに、ガチャガチャ当たって傷つくのを防ぐ効果があります」
「最近はクラブを保護する『ハドラスコーティング』という加工も注目されています。元々は車のコーティングに用いられていた技術を、ゴルフクラブやゴルフシューズ用に改良したものです。キズや汚れを着きにくくしてくれるので人気が高まっています」
モデル、スペック、使い込みが同程度のクラブでも、ユーザーが丁寧に扱っていたか否かは、クラブを見ればわかるといいます。丁寧に扱われていたもののほうが、査定額も上がるそうなので、普段からクラブの扱いには気を遣いたいですね。
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