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- ラウンド中は危険と隣り合わせ!? 高血圧ゴルファーが今すぐ生活習慣を見直すべき理由
健康診断で毎回のように「血圧が高めです」と医者から言われているゴルファーは要注意です。高血圧とゴルフの関係性について、柔道整復師国家資格とアスレティックトレーナーの資格を保有する筆者が解説します。
高血圧ゴルファーにはリスクが伴う
「生涯スポーツ」とも呼ばれるようにシニア世代の方もプレーしているゴルフですが、実は「突然死」が起こりうるスポーツでもあります。特に健康診断などで毎回のように「高血圧」と言われてしまっているゴルファーの方は注意が必要です。
ゴルフではショットを打つたびに心拍数や血圧が上昇し、その後低下します。これらを繰り返すことで心臓には大きな負担がかかっていることになります。
では、高血圧ゴルファーは具体的にどんなプレーで危険があるのでしょうか。
まず、力を入れて打つドライバーショットの場面が挙げられます。ボールを遠くへ飛ばそうと思い切りスイングをしますが、この瞬間に血圧は急激に変化をします。特に体が温まっていない朝イチのショットなどは要注意です。
また、ウオーミングアップ不足でのプレーも危険を伴います。スタート前には入念にウオーミングアップを行い、心拍数を徐々に上げてからプレーを始めるよう心がけてください。
ゴルフは激しい動きも少なく中高年の健康増進に適したスポーツとも言えますが、高血圧ゴルファーの方にはリスクが伴うことを頭に入れておく必要があります。
「高血圧」の診断を受けないためにも適切な生活習慣を
生涯ゴルフを楽しみ続けるためには、プレーする以前に「高血圧」の診断を受けないための健康管理が最も大切です。食生活では、海藻類や大豆製品、野菜や果物などミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム)を多く含んだ食材を摂取するよう心がけましょう。
これらの食品には高血圧の原因となる「塩分(ナトリウム)」を体外に排出する効果が期待できます。また、ゴルフ以外にも日頃から簡単な有酸素運動(ウオーキングやジョギング)、ストレッチなどの習慣をつけておくことで血液循環が良くなり血圧の低下につながるのです。
「高血圧」を予防するためには適切な生活習慣がカギとなります。すでに「高血圧」の診断を受けてしまっているゴルファーの方は、今すぐ日頃の食生活や運動習慣などを見直し、改善に努めていきましょう。
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