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- ゴルフが難しいのは当たり前 「上達する人」と「しない人」…両者の決定的な“意識”の違いとは
「練習しているのになかなか上達しない……」と悩んでいるゴルファーも多いのではないでしょうか。5万人の指導実績を積み、そのうち約90%を100切りに導いたレッスンプロの村井良行氏に上達する人の特徴を聞きました。
上達するのはゴルフに“恋”している人?
ゴルフを始めた人の中には、経験を重ねてどんどん上達する人もいれば、たくさん練習はしているけどなかなか上達しない人もいます。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
上達する人と一口に言っても、ラウンドをたくさん回っていたり、練習量が多かったりとさまざまな要因が絡み合っていることも考えられます。レッスンプロの村井良行氏は、上達する人の特徴について以下のように話します。
「上達する人の特徴は1つしかありません。それは『ゴルフに恋している人』です」
「例えば、中学生くらいのときに1日中好きな子のことばかり考えてしまう経験はありませんでしたか。ゴルフにも同じことが言えて、上達する人は『このクラブを使ったらうまくなるかな』『どんな練習したら良いショットが打てるかな』など、1日中ゴルフのことを考えています」
「理論を勉強したりプロからレッスンを受けたりと上達するための手段はたくさんありますが、最初にやらなければならないのは『ゴルフに恋することだよ』と伝えたいです」
“好きこそものの上手なれ”という言葉がありますが、村井氏は技術的な面ばかりに着目すると、なかなか上達せずにゴルフを諦めてしまうことも少なくないそうです。
また、ゴルフが上達しない人の特徴について、村井氏は次のように話します。
「なかなか上達しない人の特徴は、伸び悩んでいる時期にゴルフの楽しみをほかに見いだせない人かなと思います。ゴルフは『うまくいかないと面白くない』という捉え方をしてしまうと、継続することが難しいスポーツです」
「練習においても、何も考えず漠然とボールを打ってる人は上達しません。課題を持って取り組むことが大切なので、自分のスイングを分析し、時にはレッスンプロにアドバイスを求めながら練習することが上達への近道でしょう」
独学でもうまくなる人の特徴とは?
一方で、レッスンなどを受けず自己流で練習を重ねて上達するゴルファーがいるのも事実です。独学でうまくなる人には、どのような共通点があるのでしょうか。
「まず、研究熱心で向上心が強いです。例えば、会社の経営者にうまい人が多いのは、自分で考えて課題設定をして、それをクリアする能力が高いためです。ゴルフは身体能力に左右されにくいスポーツなので、考える力のある人が圧倒的に強いでしょう」
「そして、上達する人は自分に何が足りないのかを分析する能力が高い傾向にあります。自分に不足している部分を練習やラウンドで見極める力にたけているのです」
また、村井氏はスコアアップのためには「ショートゲームのうまさがカギを握る」と言います。
「重点的に取り組むべきはショートゲームの練習です。スコアのおよそ65%がショートゲームで成り立っているため、スコアアップを本気で目指すなら必ず取り組むべきでしょう」
ゴルフが上達せずに「もうやめようかな……」と考えている人は、諦める前に「ゴルフへの恋心」を確認してみましょう。また、自分のスイングを客観的に分析し、課題を細かく設定することも大切です。
なかなか上達せず伸び悩みを感じているゴルファーは、今一度自分の意識を改めてゴルフに向き合ってみてはいかがでしょうか。
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