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- 使おうとしたクラブがない!? ラウンド中にうっかり落とし物をしたときどこに伝えればいいの?
プレーをしている最中、知らない間に落とし物や忘れ物をしてしまう可能性もあります。どうすればよいのでしょうか。
落とし物の情報をマスター室に連絡
ゴルフはクラブやボールだけでなく、ティーやグリーンフォークなどの小さな用具も含め、多くの持ち物を必要とするスポーツです。ゴルファーの中には「キャディーバッグに戻したはずのウェッジが1本ない…」と落とし物に気づき、ラウンド中に冷や汗をかいた経験がある人もいるでしょう。

ゴルフ場は非常に広大であるため、落とし物をすると見つけ出すのはとても困難です。長時間探していると後続組に迷惑をかけてしまうこともあります。
では、ラウンド中に落とし物をしてしまった場合はどのようにすればよいのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「まず、カートに搭載されているナビゲーションシステムや無線を使って落とし物の情報をマスター室に連絡しましょう。例えばクラブであれば、メーカーや番手、紛失したと考えられるホールを伝えれば、すぐに探しに行ってくれると思います」
「前半のプレー中に紛失した場合は、昼休憩中に捜索して後半が始まった際に自分たちのところまで届けてくれることもしばしばあるので、安心してラウンドできると思います」
また、後日落とし物に気づいた時は、なるべく早くゴルフ場に問い合わせます。遺失物法に基づき、基本的には拾得から3カ月以内のものはゴルフ場が保管しています。プレーした日や氏名、どこで何を落としたのかを明確に伝えましょう。
グリーン周りが一番落とし物をしやすい
一方で、前の組が落としていった持ち物を自分が拾った際はどうすればよいのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。

「自分が拾ったら、落とした時と同様にカートのナビゲーションシステムや無線で『どこで何を見つけたか』を知らせます。すると、マスター室で落とし物をした情報と拾った情報をマッチングさせ、すぐに現場に向かえるようになります」
「拾ったその場でマスター室に一報を入れないと、場所によっては発見に相当な時間を要する可能性もあるので、落とした側は当日紛失したまま帰宅させてしまうことになります。なので、相手が不安にならないように連絡は早めに行うのが親切な対応といえるでしょう」
しかし、やはりプレーヤーそれぞれが落とし物をしないように気を付けた方が、自分も慌てずに済むだけでなく、ほかの組の世話になることもありません。事前に落とし物を防ぐ対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。
一番紛失が発生するといわれているのが、グリーン周りです。アプローチで使ったクラブをグリーンの近くに置いたままパッティングに進み、そのまま次のホールに向かってしまうためです。
グリーンに乗ったら、持ち歩いていたクラブは全て次のホール、そしてカートまでの動線上に置くことが大切です。パッティングが終わったら、そのまま使い終わったクラブを拾い上げてカートに乗り込み、次のホールに向かいます。忘れ物を防止するのと同時に無駄な動きも減らせるので、速やかに後ろの組にグリーンを空けることもできます。
ほかにも、持ち物チェックをラウンドの直前と休憩時間、ラウンド終了後の3回行えば、すぐに何かをなくしたことに気づけるので、習慣づけておくとよいかもしれません。
プレーが楽しくなったり、コース戦略を考えるので夢中になったりしてしまうと、落とし物や忘れ物が頻発しやすくなります。特に、クラブなどは非常に高価なため、見つからなかったときのダメージは大きいです。所持品の携帯には、十分な注意とチェックが必要です。
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