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- 家族で気楽にゴルフしたいなら! ファミリー割引充実のゴルフ会員権が狙い目
コロナ以降、「友人を誘うのは少々気が引ける……」という理由から、家族で気楽にゴルフを楽しむ人が増えたといいます。家族でゴルフをするなら、できるだけお得に楽しみたいもの。家族割引が充実したゴルフ会員権はあるのでしょうか。専門家に聞いてみました。
名門ほど充実している「家族割引制度」
コロナを機に企業の大型コンペは影を潜め、またエンジョイゴルファーは感染対策から仲間を誘うのにちょっとためらったり、友人と予定を合わせること自体が面倒になったりと、ここ数年、家族でゴルフを楽しむ人が増えたといいます。
夫婦二人で楽しむこともできれば、子や孫世代とも楽しむことができるのがゴルフの魅力。
一生涯長く楽しめるスポーツゆえに、少々出費が大きくてもゴルフ会員権の購入を考える人が増加傾向にあるようで、会員権市場はコロナ5類移行後も活況を呈しています。
家族でゴルフを楽しむなら、できるだけリーズナブルに楽しみたいもの。家族でプレーする人向けのゴルフ会員権はあるのでしょうか。ゴルフ会員権を専門に扱う加賀屋ゴルフ代表の前田信吾さんに聞いてみました。
「『家族割引制度』は、名門ほど充実しているものなんです。例えば小金井カントリー倶楽部(東京都小平市)は、メンバーの奥様、子どもや孫とその配偶者、メンバーの兄弟が写真を登録しておけばグリーンフィは1万円程度安くなります」
「これまた名門の鷹之台カンツリー倶楽部(千葉県千葉市)は、2親等以内までならグリーンフィー(平日2万900円、土日祝2万9700円)が全日半額になります」
「我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県我孫子市)の場合は、配偶者や子ども、自身の孫、メンバーの兄弟とその配偶者、子ども、兄弟の孫までグリーンフィーが平日5500円、土日祝は1万1000円になります。この優待は前もって予約すれば、1日につき平日は20名まで、土日祝は15名まで利用できるんです。とてもお得なシステムでしょう」
前田さんがいうように、各ゴルフ場によって各々優待内容は異なりますが、確かに“名門”と呼ばれるゴルフ場の『家族割引制度』の充実ぶりには目を見張るものがあります。
「もともと会員権価格自体が高額なわけですから、『なかなか手の届かないような超名門の優待内容が充実しているのは当たり前じゃないの?』といわれれば、そのとおりだと思います。でもね、近頃は『家族割引制度』の内容こそ各々異なりますが、名門に限らず導入するゴルフ場が徐々に増えてきているようですよ」
配偶者の優遇の青梅GCや1親等以内の優待が魅力の富士小山GC
昨今、『家族割引制度』を導入するゴルフ場が増えつつあるようですが、具体的にはどういったゴルフ場が実施しているのでしょうか。
「ご夫婦でゴルフされる方なら、青梅ゴルフ倶楽部(東京都青梅市)の『正会員登録配偶者制度』を利用されるといいと思います。会員権価格は総額380万円前後ですので、それなりの金額ではありますが、弊社で青梅GCの会員権を買われた7家族が現在この制度を利用されており、とても評判がいいですね」と、前田さん。
「本制度の対象は正会員(法人正会員も含む)の配偶者で年会費は無料、登録手数料のみ2750円支払うとメンバー料金でプレーできるというもので、全日利用が可能です」
「この制度を使用すれば配偶者も会員と同料金でプレーできるわけです。各クラブ競技会への参加は出来ませんが、メンバーの同伴ナシでも奥方とその友人同士でプレーすることも可能なんですよ(※配偶者の友人はメンバー同伴割引料金)」
もう少しお手頃な会員権価格の富士小山ゴルフクラブ(静岡県駿東郡)の「登録家族優待制度」も優れているようです。
ちなみに前田さんによると富士小山GCの会員権価格は総額で210万円ほど。
こちらの「登録家族優待制度」は、正会員、平日会員、家族会員の1親等以内(配偶者、子ども、親。会員1名につき4名まで登録可)であれば、年会費、登録料ともに無料で、全日優待料金でプレーOK。(※優待料金での利用可能日は会員資格により異なります)
この制度は登録家族向けの料金優待制度のため、登録家族が一人で来場したり、ほかの来場メンバーとプレーしたり、またクラブ競技に参加することはできませんが、ゲスト料金よりもはるかに安い料金設定なので利用しない手はないようです。
会員権としてはお手頃価格であっても、ゴルフ会員権の購入は、やはりある程度まとまったお金が必要です。でも、ゴルフが夫婦の共通の趣味であったり、将来的に家族でゴルフを楽しみたい人なら、ゴルフライフに合わせた会員権の購入を考えてみるのも、またひとつの選択かもしれません。
※本文中の料金は10月末時点のもの。すべて税込み。
【監修】加賀屋ゴルフ代表 前田信吾さん
ゴルフ会員権取引を行う加賀屋ゴルフ代表取締役。ここ10年は、2日に1回の割合でラウンドを楽しむゴルフの達人(2022年は年間203回!)。独自の視点を生かしたゴルフ場の比較&検討に定評アリ。
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