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- 「90切ったのになぜまた100叩くの?」じゃダメ!? スコアじゃ分からない「上達への課題」の見つけ方
多くのアマチュアは「スコア」だけを上達の目安にしがちで、その数字に一喜一憂しがちです。しかし、それでは次につながる「課題」が見えてこないと筒康博(つつ・やすひろ)コーチはいいます。
スコアに一喜一憂しても「反省点」や「課題」は見えない
毎回異なるゴルフ場で「当日やってみないと、どんなスコアが出るのか分からない」のが一般的なアマチュアゴルファーです。
しかし、ラウンド前の練習頻度やその日の調子などが一定しない中で「合計スコア」だけを上達の目安にしてしまい、「前回90切ったのに今回100叩いた自分はヘタクソ」と自分にガッカリしてしまう人を多く見かけます。
もちろん「悪いスコアが実力」と考えモチベーションアップにつながるならいいのですが、「スコア以外」に自分の課題を持てるようになると、ラウンド内容の良し悪しが見つけられて「練習のための練習」や「行き当たりばったりのラウンド」も改善できると思います。
練習とラウンドで明確な課題に取り組めている人は、自分にガッカリしてゴルフがつまらなくなったりはしません。スコア以外での課題が見つからず、壁や限界を感じている人に今回は提案したいことがあります。
「クラブor状況別」に課題を決めて実行できるか試してみる
例えば、スコアが悪くてもドライバーが安定して飛べば、「内容としてはよかった」と思える人も多いはず。
いつかはプレー内容がスコアにつながるためにも、「ドライバーをしっかりボールに当てて振り切る」といった具体的な課題が見つけられると、練習とは異なるラウンドでの「自分との戦い」を楽しめるはずです。
うまくいけば「練習は間違っていなかった」と自信がつきますし、ダメでも「なぜコースではうまくいかないのか?」と理由や対策を考えた練習ができ、次のステップに移ることができます。
インドアゴルフレンジKz亀戸店で行っている研修ラウンドでは、参加者に「今日の課題は何にしますか?」と聞いてからスタートします。
「とにかく真っすぐ」「大叩きしないように」などの結果を課題にするのではなく、なるべく「クラブ別」または「状況別」に具体的な課題を決めてもらうようにしています。
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