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- 季節の変わり目…ゴルフ場で七分丈のパンツを履くのはアリ!? ドレスコードに引っかかる?
春先は気温が上下しやすく、洋服選びにも気を遣う時期です。七分丈のパンツを履きたいと思う人もいるかもしれませんが、ゴルフ場のドレスコード的に問題はないのでしょうか。
女性ならともかく男性の場合は不自然なファッションになる可能性も?
多くのゴルフ場では、交流の場であるクラブハウスで過ごすのにふさわしい格好をしなければならないと「ドレスコード」を設定していますが、男性の場合はジャケットを着用し、ボトムスはチノパンやスラックスなどのロングパンツとするのが一般的とされています。
しかし春先は寒い日と暑い日が繰り返しやってきて、ロングパンツでは少し暑く感じ、七分丈のパンツを履こうかと考える人もいるかもしれません。
では、七分丈のパンツはドレスコード的に問題はないのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「七分丈のパンツの一つに『サブリナパンツ』と呼ばれるタイプのものがありますが、主に女性が着用するとスマートな印象を与えてくれるほかにも、パンプスやジャケットと組み合わせればカジュアルとフォーマルの折衷のような感じになり、オシャレに見えると思います」
「しかし、男性で七分丈のパンツが合うようなファッションは、ゴルフウエアにおいては女性と比べても選択肢があまり多くなく、ロングパンツでもなく短パンでもない中途半端な長さだと、だらしなく見えてしまうことが多いです。だからといってタイトめなものでも、まるで『ももひき』や『ステテコ』を履いているような見え方になってしまう可能性があります」
「コースに出る際のウエアで、なおかつ七分丈でもしっかり違和感なくおしゃれに着こなせるデザインをしているのなら問題ないはずです。しかし、クラブハウスの中でのドレスコードにおいて、しかも男性で『七分丈にジャケット姿』はよほど高度な着こなし術を持っていない限り違和感があって、周りから奇異な目で見られてしまう可能性が高いといえるでしょう」
「男性用の七分丈のパンツとして一般的なのが『クロップドパンツ』と呼ばれるものですが、ゴルフ場によって禁止と明記されているところと、そうでないところの両方が見受けられるのが現状です。明記されていなければ『大丈夫』と判断しても構わないことにはなりますが、交流の場に男性が七分丈のパンツを履いてくることに対し、よく思わない人もいるかもしれません。そのため、少なくとも男性の場合は、ジャケット着用の際にはロングパンツと組み合わせるのが無難といえます」
「七分袖」はどうなのか?
また、同じくジャケットやシャツにも「七分袖」のものがありますが、このような服はゴルフ場のドレスコードに違反するのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「シャツやジャケットに関しても、女性用なら七分袖のものは種類も多くそろっている一方で、男性用のものはバリエーションは少ないです。やはり、トータルコーディネートをしっかりと考慮したうえで着ないと、もしかするとパンツ以上に『サイズが合っていないのでは?』と勘違いされるなどして想像していたのとは全く異なる評価を受ける可能性もありえるでしょう」
「ですので、七分丈のパンツやシャツを身に着けるのは、夏になってある程度ラフな格好が認められてからにした方が、ファッションに自信がないのならば安心だと思います。ちなみに、プレー中のゴルフウエアでは男性でも七分丈のパンツを履くことを認めているゴルフ場は多いですが、その際ソックスはくるぶしが隠れる程度のものを選ぶのが適切です」
ゴルフ場によってドレスコードは異なりますし、クラブハウスの中はダメでもコース内はOKとしている場合もあるため「ゴルフで七分丈=完全にNG」ではないのは非常に難しいポイントです。万が一、服装に特別なこだわりがないのなら、屋内・屋外のどちらにおいても、ロングパンツを履いておくのが無難といえるでしょう。
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