クラブはジャストフィットがいいとは限らない!? オーバーorアンダースペックを買うべき場合の見極めとは?

クラブを購入する際にあえてオーバーもしくはアンダースペックのクラブを選択したほうが良いゴルファーがいるそうです。なぜなのでしょうか?

基本的には自分にあったスペックを選択

 クラブの選び方はゴルファーなら誰もが悩んだことがあるはずです。購入時にオーバーもしくはアンダースペックのクラブを選択したほうが良いケースもあるといいます。

現状の筋力や実力にあったクラブを選択すべきと考えがちですが… 写真:AC
現状の筋力や実力にあったクラブを選択すべきと考えがちですが… 写真:AC

 購入するゴルフクラブを決める際は、クラブの仕様を考慮する必要があります。これらをスペックといい、代表的なものがシャフトの硬さなどです。

 スペックは上級者かビギナーかどうか、筋力の有無などで変わってきます。例えば、シャフトの硬さだと男性はSやSR、筋力のない女性は柔らかめのLなどを使用しているケースが多いです。

 スペックが自身の実力より高いものを「オーバースペック」、低いものを「アンダースペック」と表現されています。オーバースペックになるとシャフトが硬くなるので飛距離が出づらいなどの弊害が生まれますし、アンダースペックの場合はクラブのコントロールがしづらいので、ボールの方向性が定まりづらくなるといわれています。

 そのため、クラブを購入するときは自分の筋力や実力にあったスペックのものを選ぶのが正しいとされています。

自分の成長を見込んで選ぶべきケースも

 しかし現役のシニアツアープロでゴルフスクールも経営する梶川武志プロは、あえてオーバースペックやアンダースペックのクラブを購入したほうが良いゴルファーも存在すると話します

「たとえば年齢が50歳以上のゴルファーはこれからヘッドスピードが大きく増加することは考えにくいですし、逆にヘッドスピードは落ちてきます。そのため、アンダースペックのクラブをあえて選択するのがオススメです」

「この状態でオーバースペックのクラブを選択すると、どんどん自分とクラブスペックの差が大きくなりショットが安定しづらくなります」

「一方、筋力があり伸び盛りの若いビギナーはゴルフが上達するにしたがって、体の使い方が分かってくるので、ヘッドスピードが上がってくる可能性が高くなります。そうすると、アンダースペックのクラブだと、すぐに体との相性が悪くなり新しいクラブを購入しなければならない場合もあります」

「最近のゴルフショップにはヘッドスピードやスピン量などが計測できる装置が準備されているところが多くなっているのでデータを参考に決めるのが良いでしょう」

 その際に注意するべきことがあると梶川プロは話します。

「アマチュアはクラブ選択のとき、どうしても思い切り振ってヘッドスピードを速くしようとしてしまいます。そのデータをもとにクラブを選ぶと、ラウンドではオーバースペックになってしまうケースが頻繁にあります。そのため、リラックスして振った際の数値を基準としてスペックをオーバーさせるかアンダーさせるか、もしくはジャストのものを選択するか吟味するのがオススメです」

「クラブスペックを決めるときに一番大切なのは、現在の実力と将来の伸びしろを考えて選ぶことです」 

 このようにゴルファーの年齢や今後の上達幅によって選択するべきスペックは変わってきそうです。実力に見合ったジャストのスペックではなく、あえてオーバーさせたり、アンダーさせたりすることで、将来的に損をすることを防ぐことができる人もいるので、よく考えてから購入するのが良いでしょう。

【写真】ベテランでも意外と正しくできてない!? バンカーのならし方、グリーンの直し方

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レーキをかける場合は柄をなるべく平行にしてならす 写真:Getty Images
レーキはバンカーの外に置くのが最も一般的 写真:AC
バンカーの内側にフチと平行に置くパターン 写真:AC
レーキのヘッドをバンカー内に入れ、柄の部分をフチと垂直に置くパターン 写真:AC
グリーンフォークでボールマーク周辺の芝生を寄せる
グリーンフォークでボールマーク周辺の芝生を寄せる
グリーンフォークでボールマーク周辺の芝生を寄せる
最後はパターヘッドで整地
現状の筋力や実力にあったクラブを選択すべきと考えがちですが… 写真:AC

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