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- 注意したスタッフに逆ギレ… 当事者ほど自覚がないゴルフ施設での「トンデモ迷惑行為」とは?
公益社団法人・全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)が、練習マナーに対するポスターを作成しました。練習場やゴルフ場では、近年「ハラスメントと紙一重」な迷惑ゴルファーが増殖中です。スタッフが直接注意することが難しい「練習マナー」や「ラウンドマナー」を改めて考える必要があるかも知れません。
練習場ではマナーアップ喚起が急務
全く面識のないゴルファーが隣同士になる打ちっぱなしの練習場。最近は隣打席のゴルファーに対してだけじゃなく、練習場施設全体に対しても「最低限のマナー」を啓蒙しなければならないほど迷惑ゴルファーが増加傾向にあるようです。
練習場に昔から生息している「教え魔」は、いまだ絶滅には至っていません。また隣の打席でスマホや喋り声の「ボリューム問題」も深刻で、スタッフが注意するのが難しい問題の一つです。
ほかにも「他の打席への立ち入り」や「打席外での素振り」、「レンジボールの持ち帰り」など、昔からいわれている「当たり前のマナー」でも施設内にわざわざ掲示しなければなら状況だそうです。
この問題の難しいところは、迷惑行為を行なっている人ほど掲示物に目が行かないこと。ゴルフ練習場には様々な迷惑ゴルファーがいますが、当の本人は「自分じゃない」と思っているので撲滅が難しいのです。
禁止区域でも「素振りだから大丈夫」は通用しない
先日訪れたゴルフ場では、練習グリーンにある「素振り・アプローチ禁止」という看板の近くでアプローチの素振りを行い、芝を削っていた若いゴルファーがいました。「アプローチ練習場は奥にありますよ」といったところ、「アプローチ練習はさっきしました!」といい返されてしまいました。
いわれた当人からすれば「面倒臭いオジサンだな」ぐらいに感じたのでしょう。しかし、例え小さな素振りであっても禁止された場所でアプローチを行うのは言語道断です。さらに、ゴルフ場のコース管理の仕事をかじった経験があり、冬に削った芝生の回復にどれだけ時間と手間がかかるのか知っている立場からいわせてもらえば、「とても練習グリーンの周りの芝なんて削れない」気持ちになります。
ただ、当人は無知ゆえに「邪魔にならない場所で素振りしただけ」くらいの気持ちだったと思います。
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