アマチュアこそパターのロフトが重要だった! 自分に最適な角度を知る方法とは?

クラブフェースの傾斜角度をロフトといいますが、実は真っすぐに見えるパターにもロフトがあるのをご存じでしょうか。しかも適切なロフトはその人の打ち方で変わるとのこと。自分に合ったパターを見つけるために参考にしたいロフトについて聞いてみました。

パターにも2.5~4度のロフトが付いている

 ゴルフクラブのフェースの傾斜角度(シャフトの垂線とフェース面の作る角度)をロフト(ロフト角)といい、角度によってボールの高さや飛距離に影響します。例えば、ドライバーは遠くに飛ばすことを最優先としているためロフトは小さく、アイアンは番手が下がるごとにロフトは大きくなり飛距離も短くなっていきます。

パターにも2.5~4度のロフトが付いている 写真:AC
パターにも2.5~4度のロフトが付いている 写真:AC

 パターはグリーン上でボールを転がすだけなのでロフトがなくてもよさそうですが、実はほとんどのパターにロフトがあります。クラフトマン兼レッスンプロの関浩太郎氏は以下のように話します。

「見ただけでは分かりづらいですが、ほとんどのパターのフェースには2.5~4度のロフトがついています。大きいものでは7度以上のものも存在します」

「グリーン上に乗っているボールは自らの重みでわずかに沈んでいるので、滑らかにボールを転がしたいのであれば、一旦ボールを少しだけ持ち上げる必要があります。そのために、ボールにかかる抵抗が最も少ない状態で打てる角度が2.5~4度というわけです」

「フェースが上を向きすぎているとインパクトの瞬間にボールが跳ねてしまいます。また、ロフトが全くないかむしろ下向き加減で当たってもボールは地面に押し付けられてしまいきれいに転がりません」

 では、自分に適したロフトはどうすれば分かるのでしょうか。関氏は以下のように話します。

「パターの打ち方は十人十色ですが、どのような打ち方でもインパクトの瞬間にボールとフェースとの間に4度前後の角度がついているのがベストです。ですから、アッパーブローで打つ人は4度以下のフェースが垂直に近いパターを、反対にダウンブローで打つ人は4度よりも大きいロフトのパターを選ぶとよいでしょう」

「ちなみにタイガー・ウッズはアッパーブローで打つのでロフトが小さいものを使用しています。一方でフィル・ミケルソンはハンドファーストでダウンブローに打つためロフトが寝ているものを使っています」

「実はアマチュアはアッパー傾向が強く、アマチュア向けにあえてロフト角を0度に設定しているパターが存在するほどです」

「自分がどんな打ち方をしているか知りたければ、スマートフォンを地面に置いて撮影し、スローにしてチェックするとインパクト時の角度がどうなっているか分かるのでオススメです。また、ネック形状にもよりますが、パターロフトは工房で微調整できる場合もあるので、パターがあまりしっくりと来ていない人は、問い合わせてみるとよいでしょう」

 スムーズな転がりを実現するためにパターは緻密に設計されています。ロフトにもこだわってパターを選ぶことで、自分の打ち方によりフィットする一品に出合えるかもしれません。

【写真】必ず覚えて実践して! グリーン上にできた「ピッチマーク」の直し方

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まず斜めにグリーンフォークを入れたら…
フォークのお尻を上げるようにして芝を寄せる
先端を上げるような使い方は芝の根を切るのでNG
ボールの進行方向側からグリーンフォークを入れて戻す
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
2~3センチあけて戻すを繰り返し、ぐるりと円状に
この時点でかなり戻っている
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
窪みが大きい場合は円を広げて、またぐるりと戻す
最後にパターで軽くトントンとならす。手で軽く押さえても良い
上が一般的なグリーンフォーク、下が戸島キーパーの使う業務用のグリーンフォーク
パターにも2.5~4度のロフトが付いている 写真:AC

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