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- 無意識の“煽(あお)り”プレーには要注意!? ゴルフ場での「前後組との適正な距離の保ち方」を改めて考える
本人に自覚がない「煽(あお)りプレー」は、キャディーつきプレーを経験していないことも原因の一つ。そこで、改めてゴルフ場における前後組との適正な距離感について考えました。
コース全体が混んでいるのに車間距離を詰めてもメリットはない
先日のラウンドで、後ろの組の車間距離が近すぎてモヤモヤしました。といっても心理的な車間距離の話です。
その日のラウンドは前組がブルーティー使用の4サム、筆者の組がホワイトティー使用の3サム、後ろの組がホワイトティー使用の2サムでした。筆者の前に4サムがいますから、後続組はどうしたって待ち時間が長くなります。
前組の4サムがトップスタートであれば、順番を入れ替えて2サム→3サム→4サムの並びにすれば進行がスムーズになりますが、その日のスタートは8時台後半でしたから、4サムの前にもプレーヤーがビッシリ詰まっています。

スタートホールでは後続組との近さはそれほど感じませんでした。なぜなら筆者の組のカートと適切な距離感を取り、大人しく待っていたからです。むしろ「距離感をわきまえた人たちだな」と思っていました。
ところが3ホール目のパー3で、筆者たちがグリーン上のプレーを終えて乗用カートに乗り込んだ瞬間、グリーン左サイドの池にボールが飛び込み、水しぶきが上がりました。その位置は筆者たちのカートから20ヤードくらいしか離れていませんでした。同伴者と顔を見合わせ、「後ろの組、打つの早いな」と話しました。
とはいえ筆者たちのカートにボールが届いたわけではありませんから、文句をいうほどではありません。「あいつら打つの早いから気をつけたほうがよさそうだな」と警戒しながらプレーを続けました。
すると次のホールでも、筆者たちの組がセカンドショットを打ち終えて乗用カートで動き出した瞬間に、後ろの組がドライバーを打ってきます。
そうするとドライバーショットがカートの真後ろくらいまで飛んできます。その日は乗用カートをフェアウェイに乗り入れていましたから、比喩ではなく本当に真後ろで「ドスン!」と音がするのです。
「あぶねえなあ」と思いつつも、マスター室に連絡を入れて注意してもらうのは火に油を注ぐ可能性があるので、自分たちの安全は自分たちで守ることにしました。
早いタイミングでボールを打っても、どうせ次のショットでまた待つわけですから、何一つメリットがありません。それなのに打ってくる人たちはマナーが悪いことが確定しています。そういう人とは関わらないのが賢明です。
前組のカートが安全な位置まで離れてから打つのがマナー
近年はゴルフを始めたときからセルフプレーが主流になっており、キャディーつきプレーを一度も経験したことがないゴルファーが多くなっています。キャディーつきの経験がないと“打ち込みの定義”を知る機会がありません。
打ち込みというのは前組のプレーエリアにボールを打ち込むことだけではありません。ボールが着地した音に前の組のプレーヤーが驚いて振り向いたら、その時点で打ち込みが成立します。キャディーつきプレーのゴルフ場に行くと、スタート前に次のような説明を受けます。
「うちのゴルフ場は前の組の30ヤード以内にボールが近づいたら打ち込みとみなします。くれぐれも安全な間隔を保ってプレーを行なってください」
前組のカートと250ヤード以上離れたからといって後ろの組がドライバーショットを打っていいわけではないのです。ドライバーの最大飛距離が230~240ヤードの人は、前の組と260~270ヤード離れないとティーショットを打ってはいけません。
グリーンを狙うショットも同じで、ミスショットが前の組のカートに届く可能性があるならば、カートが発進して安全な位置まで離れてからじゃないとショットを打ってはいけません。そのあたりの安全意識がかなりルーズなゴルファーが増えているのが気がかりです。
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