- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- 普段と違うティーイングエリア使用のパー3で大渋滞… クレーム覚悟でも打つ場所を変える必要があった理由とは?
多くのゴルフ場では、各ホールに複数のティーイングエリアが用意されています。場所によって難易度が大きく変わる場合もあり、場合によっては渋滞の原因にもなります。
谷越えのパー3でいつもと違うティーを使ったら大渋滞
昨年から1~2カ月に1回くらいのペースでラウンドするようになったゴルフ場があります。そこは同伴者の自宅からのアクセスがよく、プレー料金が良心的で、コースの難易度もほどよいので、同伴者はラウンドに行くたびに次の予約を入れていきます。
そういうお客さんが他にもたくさんいるみたいで、レストランの入口に置いてある「予約空き状況カレンダー」は2カ月先まで常に埋まっています。したがってゴルフ場予約サイトにはプレー枠を出していません。予約サイトに手数料を払わなくていいから良心的なプレー料金を設定できるわけです。「とても好感が持てる運営スタイルだな」と訪れるたびに感心します。

このゴルフ場はティーショットを左右の隣接ホールに打ち込んだらワンペナで、ティーショットが谷越えのホールは谷に打ち込んだら前方特設ティーから第3打というローカルルールが設定されているため、進行もスムーズです。ハーフ2時間15分以内はさすがに厳しいですが、ハーフ2時間30分前後でいつも回れます。
前半ハーフ2時間30分、昼休憩1時間、後半ハーフ2時間30分の合計6時間で1ラウンドがキッチリ終わる印象があります。あとは汗のかき具合と高速道路の混み具合を見ながら風呂に入るかどうかを決めます。
ところが先日は珍しく特定のパー3ホールで乗用カートが4~5台連なるコース内渋滞が発生していました。渋滞の原因は一目瞭然で、いつもよりも30ヤードくらい後方のティーイングエリアを使用していたのです。
そのホールはキャリーで130ヤードくらい打たないと谷を越えないパー3で、4つのパー3の中で最も難易度が高いです。それが約30ヤード後方のティーイングエリアを使用しているということは、キャリーで160ヤードくらい打たなければなりません。男性陣は4人中3~4人がティーショットを谷に打ち込み、前進特設ティーから第3打を打ちますから、時間がかかるのは当然です。
「このホールはただでさえ難しいのに、今日はなんでこんなに難しいティーイングエリアを使っているんだろうね」と同伴者と話しました。
いつもと違う場所を使うのは芝を休ませるため
いつもと違うティーイングエリアを使う一般的な理由は芝生を休ませるためです。ゴルフ場は18ホール営業であれば1日50組200人くらいのゴルファーがプレーします。毎日同じティーイングエリアを使用すると1週間で350組1400人、1カ月で1500組6000人がプレーすることになります。
パー3はティーショットでアイアンやユーティリティーを使用するので、ボールをダウンブローに打ってターフ(芝生)を削り取ります。目土を入れればやがて新しい芝生が生えてきますが、適度に休ませないと地面むき出しのベアグラウンドになってしまいます。
プレーしたのは2月下旬だったので、間もなく訪れる春のベストシーズンに向けて最も難易度が低いティーイングエリアを少しでも休ませておきたいので、渋滞するのは承知の上で難しいティーイングエリアを使用していたのでしょう。
これはティーイングエリアに限らずグリーンも一緒で、毎日同じエリアの芝生が踏まれることがないように、前日のピンポジションが左手前であれば翌日は右奥、その次の日は左奥といった具合に芝生の健康状態と予約人数を見ながら決めています。
先ほど1カ月で1500組6000人がプレーすると書きましたが、実際には平日の稼働率は平均70%程度で、土日祝の稼働率はほぼ100%になります。したがってゴルフ場は土日祝の進行をスムーズにするためピンポジションをやさしく設定し、平日はやさしいエリアの芝生を休ませるためピンポジションが難しくなります。
このようなことを考慮しながらゴルフ場はティーイングエリアとピンポジションを決めていますが、実際に進行がスムーズになるかどうかはゴルファーの腕前とその日の調子によるところが大きいので、ゴルフ場の思惑どおりにはならないことも多いようです。
最新の記事
pick up
ranking











