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- 「とりあえずドライバーを真っすぐ打ちたい」はプロでも難しい!? 現状を無視して理想を求めすぎるのは上達の弊害になるの?
人工知能(AI)の回答に虚偽または誤解を招く情報が埋め込まれる現象を「ハルシネーション」といいますが、これは人間の幻覚(あるいは作話・妄想)に似ていることからその名が付けられたデジタル用語です。情報が氾濫しているゴルファーにも、自分の現状を忘れて「ハルシネーション」を起こしているケースがあるといいます。
上級者のスコアが安定しているのは不調でも最善を尽くすから
ベストスコアが出た次のラウンドほど、自分に対する期待が大きくなります。そんなときほど大叩きしてしまうというのは「ゴルファーあるある」です。
「前回出たベストスコアを安定させたい」という心理は理解できますが、その名のとおり「ベスト」なときは平均的なプレーではなかったはず。「入るor入らない」のわずかな違いで、1ラウンド10打以上の差が出てしまうのはプロもアマも変わりません。

プロや上級者はスコアに大きな波がないように見えますが、それは調子が悪くてもアンラッキーがあっても、そのときにできる「1打でも多く叩かない最善のプレー」を行っているだけ。決していつも調子が「高値安定」しているわけではないのです。
昔から「隣の芝生は青い」といわれていますが、それこそ「幻覚」です。ゴルファーは自分以外の人は真っすぐ遠くに飛ばし、毎回安定してスコアメイクできているように感じやすいもの。
でも、プロや上級者でもドライバーショットが曲がりますし、大叩きすることもあるのです。そのことをしっかりと認識できれば、変な「幻覚」は見なくて済むのではないでしょうか。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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