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- 「振り切ったほうが曲がりません」とはいうけれど… 大人になってゴルフを始めた人は飛距離と方向性のどちらを優先するべき?
アマチュアがドライバーショットの方向性を求めようとすると、どうしても飛距離を犠牲にすることが多くなります。プロを目指す訳でもない「大人になってゴルフを始めた」アマチュアは、飛距離と方向性はどちらを優先するべきなのでしょうか。
コントロールショットを続けていたら飛距離が落ちた
ゴルフ仲間とゴルフ談議をしていたところ、ドライバーショットの飛距離と方向性に関する話題になりました。
「このところドライバーが曲がってしょうがないので、置きに行くショットを覚えたんですよ。具体的にはフルスイングの7割くらいの力感でスイングすると、せいぜい200ヤードしか飛ばないんですけど、2球に1球くらいの割合でフェアウェイキープできるようになりました」

「でも、コースでは7割スイングで乗り切っていますけど、本当はフルスイングでフェアウェイに打ちたいので、練習場ではフルスイングします。ところが最近、練習場でフルスイングしても、200ヤードくらいしか飛ばなくなっちゃったんですよね」
「以前はフルスイングしたとき、いい当たりが出ると220~230ヤード飛んでいたんですけど、同じように振っているつもりでも飛ばないんです。これってスイングに何か問題があるのでしょうか?」
スイングに問題があるかどうかは、実際にスイングを見たわけでないので何ともいえませんが、コントロールショットを続けていたら飛距離が落ちたという話はよく聞きます。これはアマチュアだけの悩みではなく、プロゴルファーもドライバーの曲がりを気にして振り切れなくなると飛距離が落ちます。
飛距離を取り戻したいのであれば、クラブを速く振るための練習なりトレーニングをしたほうがいいのでしょうが、そうすると再びショットの方向性が悪くなる可能性があります。
アマチュアは飛距離を追求すると方向性が悪くなる
プロゴルファーやインストラクターは「ドライバーは振り切ったほうが曲がりませんよ」というのですが、アマチュアの大半は振り切ったときに曲がらないスイングが身についていませんから、飛距離と方向性の両立に悩んでいる人が多いです。
個人的には「ドライバーが2球に1球の割合で200ヤード先のフェアウェイに飛ぶのであれば、それで十分ではないか」と思うのですが、本人としては飛距離を取り戻したい気持ちが強いようです。
プロゴルファーを指導しているフィジカルトレーナーさんと話をしていると、ゴルフのドライバーショットは野球にたとえるとバッティングよりもピッチングに似ており、飛距離は球速、方向性はコントロールに置き換えることができるそうです。
「昔はドライバーショットが280ヤード以上飛べば“飛ばし屋”といわれていましたが、300ヤード以上が当たり前になりました。これはピッチャーの球速が140キロ台から150キロ台になったのと同じです」
「今は160キロ以上のスピードボールを投げるピッチャーもいます。これはプロにたとえると平均飛距離が320ヤードの選手です」
大人になってから野球を始めた人が140~150キロのボールを投げるのが難しいのと同様に、大人になってからゴルフを始めた人がドライバーショットを280~300ヤード飛ばすのは難しいということです。
野球やサッカーなど他のスポーツで全国大会を目指すレベルで運動していた人なら可能性があるかもしれませんが、一般的な運動神経の人は220~240ヤード飛ばすのが精いっぱいではないでしょうか。
また、仮に140~150キロのボールが投げられたとしても、そのボールをストライクゾーンに投げることができないと意味がありません。ボール球が4球続くとフォアボールです。それよりも球速110~120キロで、2球に1球の割合でストライクが取れたほうが試合を作ることができます。
プロゴルファーを目指すのであればドライバーで300ヤード飛ばせるようになったほうがいいのでしょうが、大人になってからゴルフを始めたアマチュアがコースでプレーを楽しむのであれば、飛距離にこだわるよりも方向性重視のほうがいいのではないかと常日頃から感じています。
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