壊れない? スイングへの影響は ゴルフで腕時計はするべきか | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

壊れない? スイングへの影響は ゴルフで腕時計はするべきか

ファッションが好きなゴルファーは、お気に入りの時計をしてラウンドしたいと思うかもしれません。しかし、腕時計をすることでゴルフにどんな影響があるのでしょう? また、時計が故障する危険などはないのか、調べてみました。

腕時計がスイングに影響するかは人それぞれ

 石川遼プロや青木瀬令奈プロ、海外ではフィル・ミケルソンプロなど、プロゴルファーの中にも、腕時計をしながらラウンドしている人がいます。ゴルフでは競技相手との肉体的接触などがないため、腕時計をつけること自体は、ルール上、問題ありません。

1本数百万円から高いものでは1億円のモデルもあるリシャール・ミルの腕時計をつけてプレーする青木瀬令奈 写真:Getty Images

 しかし、腕時計をつけることで、少なからず腕に重さを感じますし、スイングに影響が出るのかどうか気になる人もいるでしょう。

 多くのアマチュアゴルファーを指導する三浦辰施プロに、腕時計の影響について聞いてみました。

「私は普段から腕時計をしないタイプですので、腕時計をしてゴルフをするのは違和感があります。一方で、私の母親は普段から腕時計をしているので、プレー中も腕時計がないと振りづらくなると話しています。このように腕時計をすることに慣れているかどうかがで、分かれる話になると思います」

 つまり、腕時計の有無でスイングやスコアに影響が出るかどうかは、個人の相性次第というのが実情のようです。日常的に腕時計をつけているかいないかを基準に、ゴルフで腕時計をするか決めてみても良いかもしれません。

機械式の腕時計の場合は注意が必要

腕時計をつけてプレーする際の注意点は? 写真:Shutterstock

 腕時計をつけることはルール上は問題ありませんが、壊れやすい機械式の時計はつけない方が無難です。

 一般的に機械式の時計は、スポーツ用に開発されたものではありません。ゴルフのスイングで、強い衝撃、負荷が時計にかかってしまうと破損する危険があります。針が止まっていなかったとしても、時を刻む精度が落ちている可能性もあるので注意が必要です。

 一方、近年ではGPSによる距離計測機能を備えた腕時計も販売されています。

 これはGPSによって現在位置を把握し、あらかじめ登録されたゴルフコースのグリーンやハザードなど、目的地点までの距離を示してくれるものになります。キャディのいないセルフプレーなどで重宝し、的確なコースマネジメントがしやすくなります。

 また、スマホアプリと連動して、スコアやショットの記録を残せる腕時計もあり、客観的にプレーを分析することができます。こういった腕時計は衝撃に強く、デザイン性も高いため、ゴルフの際におすすめです。

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腕時計型GPS
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1本数百万円から高いものでは1億円のモデルもあるリシャール・ミルの腕時計をつけてプレーする青木瀬令奈 写真:Getty Images
腕時計をつけてプレーする際の注意点は? 写真:Shutterstock

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