ハマるか悪夢に終わるかはサポート次第!初心者のコースデビューで先輩ゴルファーが心がけるべきこと | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

ハマるか悪夢に終わるかはサポート次第!初心者のコースデビューで先輩ゴルファーが心がけるべきこと

コースデビューは一生に一度のイベントです。ここでの経験次第で、ゴルフを続けるかどうかも変わってくるでしょう。では、初めてコースをラウンドするゴルファーをサポートするには、どんなことをすべきなのでしょう?

安心してラウンドできる環境を整えよう

 初めてのラウンド、いわゆるコースデビューは一生に一度しかない特別なイベントです。しかし、コースデビューを控えたゴルファーはおそらく不安でいっぱいでしょう。そんな時に先輩ゴルファーとして、どんなサポートができるのでしょうか。

コースデビューを控えた初心者ゴルファーは期待と不安で胸がいっぱい。先輩ゴルファーとしてできる限りのサポートをしたいものです 写真:AC

 まず、コースデビュー当日を迎える前に、少なくとも1度はゴルフ練習場に連れて行ってあげましょう。そこで、どのクラブなら当たるのか、どんなミスが多いのかといったその人の癖を把握しておくと、当日同じ組でプレーした際に、アドバイスできることが増えます。

 またこのタイミングで、最低限のルールやマナーを伝えておくのも良いでしょう。ラウンドが始まってからでは、お互いに余裕がない可能性もあるため、事前にできる限り把握させておくことも大切です。

 もし、コンペの幹事を務めているなら、コースやメンバー選びにも配慮してあげましょう。初ラウンドでは、ボールを思うように飛ばせず、クラブを持って走り回ることが多いです。そのため、アップダウンが少なかったり、フェアウェイへのカートの乗り入れが可能であったり、距離の短いコースを選ぶのがおすすめです。

 同伴メンバーを決められるなら、なるべく上級者で固めてあげることも重要です。余裕を持ってプレーできるメンバーとのラウンドであれば、ボール探しを手伝ってもらったり、今後に向けて、良いアドバイスをもらうこともできるかもしれません。

 その他にも、ラウンド前日までにゴルフ場のドレスコードや持って行くべきものを伝えてあげましょう。

 ゴルファーなら当然と思えることも、デビューを控えた初心者ゴルファーにとっては分からないことだらけです。クラブハウス内ではどんな服装が好ましいのか、ボールやティー、マーカーはどれくらい必要なのかなど、事前に確認できれば、落ち着いてスタートに臨めるはずです。

 合わせて、ゴルフ場に着いてからの手続きの流れなども、事前に教えてあげるとより安心です。その際、遅くともスタートの1時間前にはゴルフ場に到着すべきということも伝えましょう。

 こういった事前の確認作業をしっかり済ませておくことで、ゴルフ場に着いてからスムーズに受付できますから、スタート前に練習をする時間も取れるでしょう。初めてのラウンドで緊張するのは仕方ないことですが、少しでも和らげてあげられたら良いですね。

ラウンド中にやたらと走らせすぎるのは止めましょう

 プレー当日までにしっかり準備をすることで、より良いコースデビューの下地を作ることができます。では、当日のラウンドではどんなことを配慮すべきなのでしょう?

 まず、ゴルフの基本はプレーファストですが、だからといって走らせすぎるのは禁物です。

 ただでさえ緊張している初心者ゴルファーですから、走り続けて呼吸が乱れたら、より一層まともにボールが打てなくなるかもしれません。遅れている自覚なく歩いている場合は注意すべきですが、ショットに臨む前には一度落ち着いて、呼吸を整えるよう伝えるのがベターです。

 時には、ボールを打ちやすいライに動かしてあげたり、多少長めのパットが残ってもOKを出してあげるといった配慮も大切です。また、バンカーショットの後は、代わりに砂をならしてあげることで、組全体のプレー進行が早くなります。

 5万人以上のレッスン実績を持つ村井良行プロは、コースデビューの人をスムーズにラウンドさせる秘訣について、以下のように話しています。

「コースデビューの人がうまく打てないのは仕方のないことです。平日の空いているコースを選んだり、4人ではなく3人で回る組に入れてあげるといった工夫が必要です。その上で、同伴者が気を配ってあげることが何より大切。ただコースデビューの人を急かし続けるのではなく、周囲の助けで、スムーズにプレーできるようにしてあげましょう。そのほうがお互いに気持ちよくラウンドを楽しめるはずです」

 その他、スコアを一緒に数えてあげたり、クラブ選択についてアドバイスすることで、より1打1打に集中しやすくなるでしょう。慣れないラウンドでは、自分のスコアやボールがどこに飛んだから分からなくなりがちですから、こういった小さなことからサポートする姿勢が大切です。

 最後に、もし可能なら景観がきれいなコースを予約してあげるのも良いでしょう。ゴルフ自体は走りっぱなしで疲労困憊になったとしても、ラウンドではこんなきれいな風景が見られるのかと知ることができれば、その後も楽しんでゴルフを続けてくれるかもしれません。もし、コースデビューするゴルファーとのラウンド予定がある場合は、参考にしてみてください。

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