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- オミクロン株猛威止まらず! ゴルフ場予約にも影響は出ているのか?
各都道府県で過去最高の感染者数を記録するなど、猛威をふるっているオミクロン株。これまで比較的影響の少なかったゴルフ場に関しても、変化が現れているのだろうか。
まん延防止等重点措置の実施と同時にゴルフ場はキャンセルラッシュ
2021年9月30日に新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言等が全国的に解除され、年末から年始にかけて久しぶりに大人数のコンペが全国各地のゴルフ場で開催されました。
ところが今度はオミクロン株が急速拡大。2022年1月9日から広島県、山口県、沖縄県の3県でまん延防止等重点措置が実施されました(2月20日まで)。
1月21日からは群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、香川県、長崎県、熊本県、宮崎県の1都12県でまん延防止等重点措置を実施(2月13日まで)。
1月27日からは北海道、青森県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、石川県、長野県、静岡県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、福岡県、佐賀県、大分県、鹿児島県の1道2府15県でまん延防止等重点措置が実施されました(2月20日まで)。
2月5日からは和歌山県でもまん延防止等重点措置が実施されており(2月27日まで)、47都道府県のうち35都道府県が対象になっています。
しかも予定していた期間で解除されるかどうか微妙な状況で、期間延長が検討されています(2月6日時点)。
オミクロン株の流行によってゴルフ場予約に影響は出ているのでしょうか?
ゴルフ場関係者に話を聞いたところ、「まん延防止等重点措置の実施が決まった時点でキャンセルラッシュでした。企業さんが10組くらいでやろうとしていたコンペも、飲食店が5人以上の会食を避けるよう要請されていますから無理じゃないですか。全国的にキャンセルが出たと思います」とのことでした。
「ゴルフ場としては、コンペは早くから予約が入りますし、売り上げも大きいからラクなんですよ。でも、キャンセルのダメージも大きいですから、コンペに頼らない営業施策を考えなければならないでしょうね」
筆者も12月から1月にかけて50~80人規模のコンペに参加する機会が何度かありましたが、2月以降はその規模のコンペが開催されるという話はまったく聞かなくなりました。
「今はコンペをやるにしても、3組12人とか4組16人くらいで、パーティーなしという感じですね」
医療関係者や政治家などもゴルフに行きづらい
別のゴルフ場関係者によると、まん延防止等重点措置が実施されるとコンペ需要が消失するだけでなく、基礎疾患のある年配のゴルファーもゴルフ場から足が遠のくそうです。
「本人はラウンドに行きたくても、家族に止められるみたいです」
また、特定の職業に従事しているゴルファーもまん延防止等重点措置の実施期間中はラウンドを控える傾向があるようです。
「一番分かりやすいのは医療関係者ですね。新型コロナウイルスへの対応とはあまり関係のない歯科医や眼科医の方であっても、医療従事者が対応に追われている中でゴルフに行くのは気が引けるのかもしれません」
「それと政治家や行政関係者も今の時期にゴルフ場で休日を過ごすのは難しいでしょうね。誰に何を言われるか分かりませんから」
こういった人たちがラウンドを控えている割に、ゴルフ場は混んでいる気がするのですが、それは例年ですと海外や九州・沖縄など暖かいところに行ってゴルフをする人たちが国内や本州でゴルフをしているからです。
「スキー場さんやホテルさんと比べると、ゴルフ場はそれなりにお客様がいますから、ありがたい業界です。ただ、コンペがなくなるとパーティーもありませんから、客単価が下がっています。それを今後どうするかですね」
オミクロン株がいつ収束するか今のところ分かりませんし、収束しても次の変異株が拡大し、“第7波”が襲来する可能性もあります。
ゴルフは感染リスクが低いスポーツという地位は確立していますが、まん延防止等重点措置が実施されると、やはりゴルファーの足取りには影響が出ます。すべてのゴルファーが気兼ねなくプレーできる状況に戻るのが待ち遠しいところです。
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