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- 元SKE48・山内鈴蘭さんのチャレンジで話題! ゴルフのティーチングプロってどうやったらなれるの?
元SKE48の山内鈴蘭さんが、先日行われたPGAティーチングプロB級講習会の一次審査に落選したことが話題になった。ベストスコア76の腕前を持っている山内さんが通過できなかったことで、改めて狭き門という印象を受けた人もいるだろう。では、どのような段階を踏めば、ティーチングプロになれるのだろうか。
36ホール、168ストローク以内が第一関門
日本プロゴルフ協会(PGA)が行う“PGAティーチングプロB級講習会”の受講資格は、申し込み年度中に20歳を迎える男女のみ。成人なら誰もがチャレンジできるわけだ。
申込受付期間は今年だと3月1日~4月14日で、Webでの申込となっていた。その際、申込書、誓約書、顔写真、レポート、身分証明書などを提出する。ちなみに、レポートのテーマは“将来どのようなゴルフ指導者を目指すのか”だった。必要書類を提出し、受験料の6万6000円を支払って、エントリーは終了となる。

4月下旬に書類審査が行われ、いよいよ実技審査だ。プレ実技審査(6月7、8日・サンコー72CC西C)と実技審査(7月7、8日・サンコー72CC東C)の2回に分かれ、どちらも36ホールのストロークプレーを行う。プレ実技審査の合格基準は168ストローク以内で、男性と女性でヤーデージは異なる。
山内鈴蘭さんは、88、92の180ストロークだったため、合格基準に達することができなかった。実技審査になると合格基準はストロークではなく、上位80位タイ(予定)までがラインとなる。なお、プレ実技審査、実技審査ともにプレーフィーや実費は自己負担となっている。
実技審査をクリアすると、8月19日、つま恋リゾート彩の郷にて、面接審査、筆記試験が行われる。筆記試験は“基本ゴルフ教本テスト”と呼ばれ、正解率8割以上が合格となる。
ただ、この時点ではまだティーチングプロの資格を獲得することができない。むしろ、ここまでは序章であり、ここからが本番と言えるだろう。
1年以上をかけて約200時間に及ぶ講習を受ける
筆記試験合格者は、1年以上に渡ってティーチングプロB級講習会を受けることになる。前期は今年度でいえば、22年11月、23年1月、4月、6月の4学期制となっている。計16日間、120時間行われるが、単純計算すると、1学期は3日間、40時間で構成されることになる。内容は、座学講習、レポート課題、実技指導、各種検定試験となっている。
後期は2学期制、計6日間で70時間の講習で、23年8月、10月に行われる予定だ。内容は前期と同じで、前・後期の検定試験全てに合格した受講生だけが、5時間の入会セミナーを受けることが可能となる。
こうして、計23日間、195時間に及ぶ講習、セミナーを経て、ようやくPGAティーチングプロ会員として登録されるわけだ。なお、前期の講習会受講料が46万円、後期の講習会受講料が24万円かかる。その際にかかる交通費、宿泊費、食費などは別に支払う。

今年の1月1日付けでティーチングプロB級資格を取得したのは、女性3人を含む53人だった。受講定員が100人だったことを考えれば、合格率は5割程度なのだろう。
過去に合格したティーチングプロの話を聞くと、PGAが発行する“基本ゴルフ教本”をほぼ暗記するぐらいじゃないと、全ての検定試験には合格しないという。その場合は補習の受講が必須となるため、時間も費用も上乗せになる。
正直、山内さんのゴルフ経験がいくら豊富だとしても、合格するまではかなり厳しい道のりであることは間違いなさそうだ。
もっともこれだけ厳しいのはPGAが公的社団法人で、ティーチングプロB級資格が公的資格として認められているからだ。堂々と自らをプロゴルファーと名乗ることができるし、練習場でレッスン教室を開くうえでも有効になる。苦労してでも取得する価値があるだけに、山内さんにはあきらめずに合格するまでチャレンジし続けてほしいものだ。
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