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- なぜプロゴルファーはプレー中にバナナを食べるのか? 日本ゴルフ協会も「ドール」と契約する理由
プロの試合などを観戦していると、ラウンド中にバナナを食べている姿を目にします。ゴルフに限らずアスリートのプレー中の栄養補給として定番なのには、それだけの理由がありました。
プレー中の脳と体に必要な糖質、ビタミン、ミネラルを補給
今季ツアーも終盤戦に突入。プロの試合を見ていると、バナナを食べるシーンを少なからず見かけるという人も多いのでは?
プロに限らず、昨年、JGA(日本ゴルフ協会)が、バナナでおなじみのドールと「JGAナショナルチームオフィシャルサプライヤー契約」を締結し、ジュニア選手を中心にバナナなどの提供を受けているなど、なにやらゴルフとバナナの関係は良好のよう……。
そこで、「“ゴルフにバナナ”はおすすめ」と言い、自身もゴルフの日はバナナを食べるという、アスリートフードマイスターの石村智子氏にゴルフとバナナの関係について聞いてみました。石村氏はプロゴルファーの大里桃子など多くのアスリートを指導しています。
ゴルフは激しい運動のイメージがないのでエネルギーをさほど必要としないと思いがちですが、プレー時間が長く、マネジメントに脳をフルに使うので、お腹もすくし、エネルギーも不足します。
そこで不可欠なのが、脳と体に栄養を与え、パフォーマンスをキープするために必要な「補食」。補食のとり方はスコアに少なからぬ影響するようです。
補食の理想は、エネルギーになりやすい糖質主体であることと、胃に負担がかかる脂質がなるべく含まれていないもの。例えば、エネルギー補給タイプのゼリードリンクやバナナ、白米のおにぎり、カステラ、羊羹など。
中でもゼリードリンクとバナナは、運動で失われるビタミンやミネラルも含まれているのでおすすめです。
ビタミンはエネルギー代謝に不可欠。ミネラルには筋肉の収縮をスムーズにかるカリウムや、神経の興奮を抑えたり骨の形成に必要なマグネシウムなどがあります。
しかもバナナにはビタミンB群やミネラルが、他のフルーツよりはるかに多く含まれています。
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