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- パットの「OK」どのくらいの距離で出すのがベスト? 忖度・敬意・称賛…いろんな意味が入るから難しい
ゴルファーの中には、どのくらいの距離でOKを出すのが適切なのか分からないという人も多いかもしれません。迷っているうちに同伴者から「なかなかOKを出さない意地悪なやつ」と思われてしまうのは避けたいところです。
距離が短くても外しそうな人には出さない判断も
一方、3人目の関浩太郎氏はたとえワングリップ以内であっても、ゴルフの実力によってはOKを出さないこともあると話します。
「やはりOKパットを欲しがる人にはあげれないかなと思います。OKパットはプレーファストの観点から出すのはもちろん、『あなたの実力ならこのぐらいの距離外さないよね』という敬意を示す意味合いもあります。ゴルフの実力は人それぞれ異なるので、コンペなどでなければ、OKを出せる距離は人によって変わってきます」
「ワングリップ以上であってもOKを出す人もいますし、ワングリップ以内であっても入る可能性が低い人にはあげられません。OKパットを欲しがる人は、後続が詰まっている状況を除き、パットが入るかどうか不安に感じていると考えられるので打たせるべきではあります」
「とはいえ、お互いの間柄によっても対応は変わってくるので、接待ゴルフや目上の人とのゴルフでは出したほうがいいでしょうし、気の知れた友人同士なら打たせていいでしょう」
コンペであれば、ラウンドが始まる前に「今日はワングリップOKです」と説明があることがほとんどです。OKパットの基準を明確に決めておかないと、不公平になってしまうからです。
進行をスムーズにする意味合いもあっての「OK」なので、OKパットをもらった際は、ボールをピックアップすることがマナーです。カップにボールを入れてから拾うなどの行動をとらないようにしましょう。言うまでもないことですが、自らOKを宣言してボールを勝手に拾いあげるなどはもってのほかです。
このようにゴルフ経験豊富なレッスンプロの間でも、OKパットを出すシチュエーションや基準は異なっているので、プロの意見を参考にしつつ、自らが置かれた状況に合わせてチョイスしてはいかがでしょうか。
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