植竹希望がBMWの正規ディーラーABE MOTORSと契約更新
人気の高級外車「BMW」の正規ディーラーとしてショールームを展開する株式会社ABE MOTORSは、昨年から結んでいた植竹希望とのスポンサー契約を更新することを発表しました。

9月18日にAbeBMW品川ショールームにて、植竹の新たなパートナーとなる「BMW X5 xDrive40d M Sport」の納車式を開催。当日は植竹本人も出席し、同社代表取締役社長・阿部良太氏とのトークセッションなどを行いました。
阿部社長は植竹との契約更新について、「植竹プロの人柄といいますか、契約当初からSNS上などでプロを応援してくださる方が多く、ショールームでも『植竹プロ頑張ってるね』、『いつも応援しているよ』といった声をいただきました。会社として、ぜひもう1年応援したいという思いがあり、今回の契約更新となりました」とコメント。
これに対し植竹は、「車は選手にとって一番大事なところで、体への負担軽減やモチベーションの維持など、移動に必ず欠かせないものです。今年も契約していただけることに感謝しかありません。ありがとうございます」と深く感謝。1年間乗ってきた『BMW X5』の乗り心地についても、「本当に自動運転がすごい楽で、便利で、長距離移動が多い仕事なのでかなり助かっています。試合で疲れた後も運転しないといけないですから、乗り心地が良くて、安全性の高い車に乗ることは非常に大切なことだと改めて感じました」と話していました。
プロゴルファーは移動だけでなく、試合でのプレーでも体に大きな負担がかかります。植竹はこれまでヘルニアなど、腰の怪我に悩まされてきたようですが、昨年からBMWに乗り始めて、大きな変化があったようです。
「今までは運転の後に腰が重くなったりして、ぎっくり腰をしてしまったこともありましたが、昨年の9月から全くなくなりました。BMWに乗り換えてから一度もケガしていないんですよね。シートの座り心地がすごくいいですし、本当にストレスフリーです。車が変わってから一回も事故もなく、体も無事に過ごせていますので、本当に車のおかげですね」(植竹)
今季の植竹は苦戦が続き、国内女子ツアーのメルセデス・ランキングも98位と低迷しています。「まだ成績で恩返しできていない状態ですけど、ショットでよい感触も出始めていて、最近はちょっとずつスコアも出てきています。今週から宮城に行きますが、しっかり成績を残していけるように頑張りたいと思います。そうでないと車を宣伝できないですからね。今はシードが危ない状態ですが、優勝を目指して頑張っていきます」と後半戦の抱負を語っていました。新たなパートナーを得て気分一新、ツアーでの巻き返しに期待したいところです。

今回の納車式で植竹に提供された『BMW X5 xDrive40d M Sport』は、優れたオフロード性能と日常での高い機能性を兼ね備えたモデルになっています。パワートレインに「3リッター直列6気筒クリーン・ディーゼル・エンジン」を搭載したパワフルな仕様で、植竹も活用している自動運転「ハンズ・オフ・アシスト」などの最新運転支援システムも標準されています。
これまで使用していたモデルとの違いは、3列目シートが付いて、7人乗りになったことのようです。これはトランクスペースの収納力が上がったことも意味していますので、ゴルフクラブや試合で着用するゴルフウエアなど、多くの荷物を持って移動する必要のあるプロゴルファーにとって大きな助けとなる一台ではないでしょうか。
植竹希望(うえたけ・のぞみ)
1998年7月29日生まれ、東京都出身。サーフビバレッジ所属。2017年にプロテストに合格し、2020年にステップ・アップ・ツアー「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」でプロ初優勝。2022年にはレギュラーツアーの「KKT杯バンテリンレディス」を制し、賞金ランキングも自己最高の20位に入った。