共に日本にルーツを持つリッキー・ファウラーとヌートバー
PGAツアーの公式インスタグラムが更新され、リッキー・ファウラーと“メジャーリーガー”の交流が動画で公開されました。

10月22日まで開催され、ツアー6勝目を手にしたコリン・モリカワの優勝で幕を閉じたPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。2位以下に6打差をつけ、日系米国人を父に持つモリカワの圧勝劇に日本のゴルフファンも大きな声援を送っていましたが、大会最終日には同じく日本にルーツを持つもう一人の大物が来場し、会場を沸かせていました。
その人物とは、メジャーリーグのセントルイス・カージナルスに所属し、今年3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパン初の日系人選手として日本代表の世界一に貢献したラーズ・ヌートバー。
26日にアップされた投稿では、ヌートバーとこれまた同じく日本にルーツを持つファウラーの2人が親しげに交流する姿を捉えた動画が公開。冒頭、「日本では大物のようだね」と気さくに語りかけたファウラーに対して、「日本は野球が本当に好きなんだよ」と返すヌートバーのほほ笑ましいやりとりから動画は始まり、いくつか会話を交わした後、互いにゴルフシューズとバットをプレゼントし合う2人の姿も。
続けて、ファウラーはプレゼントがスパイクになった理由を「ドライバーを本当は渡したかったけど、余っているのがなかった」と告白。その後、ヌートバーが「写真を撮ろう」と提案し、動画にはカメラに向かって笑みを浮かべる貴重な2ショット姿も公開されています。
また、23日に更新されたPGAツアーの日本公式インスタグラムでは、「WBCで活躍したヌートバー選手が、ZOZOチャンピオンシップ最終日に来場」とつづられた紹介文とともに動画が公開。そこにはヌートバーが会場内を歩く姿や、子どもたちからのサインに応じる姿などが映し出され、最後にはおなじみの「ペッパーミル」ポーズを披露して、動画は締めくくられています。
この投稿にファンからは「会えた人最高やん」「たっちゃん大人気だね」「ヌーとリッキーやん!上がるやつ」「ヌートバー選手も出場したら面白そう」などの声が寄せられました。
ラーズ・ヌートバー
1997年9月8日生まれ、米国カリフォルニア州出身。2018年MLBドラフト8巡目でセントルイス・カージナルスから指名され入団。21年メジャー初出場。23年にはWBC日本代表に選出され優勝に貢献。“ペッパーミル”のパフォーマンスが話題となった。