第4位 オデッセイ EYE TRAX(アイトラックス)パター 2-BALL(キャロウェイゴルフ)
人気の2ボール形状に、少し太めの新しいハイデフ・アライメントを搭載。太めの2本のライン効果で、直線のイメージをとらえやすく、方向性やフェース向きのミスを減少させ、まっすぐストロークしやすい効果をもたらします。表面に楕円形のテクスチャーを成形したインサートは、より安定したボールの打ち出しと転がりを実現させます。2020年7月17日発売。メーカー希望小売価格:2万7500円(税込み)

第5位 オデッセイ DFXパター #7(キャロウェイゴルフ)
2000年代初頭に人気を博したDFXパターを模したモデルですが、オリジナルの少し硬めのインサートとは異なり、オデッセイ史上最もソフトな素材を使用した黒いインサートが特徴です。ブラック仕上げでシャープな印象を持たせ、心地よい打感と転がりをもたらします。ツノ型の#7が一番人気で、手頃な価格で安定したストロークが得られます。2021年6月11日発売。メーカー希望小売価格:2万2000円(税込み)

「大型ショップのパター試打コーナーを賢く使う方法」(小室店長)
税抜き3万円未満のパターは、オデッセイのランキングのようになってしまいました。実はこの価格帯は、マークダウン商品の人気も高いので、少し前のモデルを予算内で購入される方も多いのです。
最近はパターの価格もどんどん上がってきているので、もともとの価格が3万円未満のモデルはなかなか見つけにくいかもしれませんね。
みなさんはパターを購入するときに、試打はされていますか? クラブ購入時に試打は当たり前になってきていますが、パターをいろいろ打ち比べる方は少ないかもしれません。
パターは特に試打クラブというものの用意がなく、実際の商品をシュリンク(ビニールのカバー)がついたままお試しいただく形になりますが、それでもだいたいのフィーリングはおわかりいただけています。
お試しいただく場合のオススメの方法があります。まず、カップの真横から狙うようにしましょう。斜め方向のカップを狙うと、ほとんどの方が右を向きやすく、狙ったカップよりも右方向へのミスが出やすくなります。
なので、できるだけ真横から距離は歩測で4歩前後、3~5メートルを狙います。これは、実際のラウンドでアプローチショットがつきやすい距離です。その距離を確実に2パットで抑えられるパターを探しましょう。
長い距離をお試しいただく方も多いのですが、10メートルのパッティングを余儀なくされることは少ないはずなので、あまり現実的ではありません。
パターも価格がいろいろありますが、基本的には18ホールすべてで使うアイテムなので、ドライバー以上にこだわるべきだと思います。さらに、スコアのレベルに関係なく、好きなものが選べます。100以上叩く方でも、プロと同じモデルを使う楽しみを味わうことができるのです。じっくり、選んでスコアアップにつなげてください。
※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。
取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店