「ウェールズの魔法使い」がゴルフでも“魔法”を披露
ウェールズ代表としてカタールW杯にも出場し、先頃サッカーを引退したばかりのガレス・ベイル。名門レアル・マドリードなどで活躍し「ウェールズの魔法使い」と呼ばれたベイルが、ゴルフでも“魔法”をかける映像をPGAツアー公式インスタグラムが公開しました。
毎年たくさんのセレブリティーがアマチュアとして名を連ねる、今週の「AT＆Tペブルビーチ プロアマ」に出場しているベイル。サッカーの現役時代から“ゴルフマッドネス”ぶりではつとに知られていましたが、サッカーは冬がシーズンのため、自身が出たい、あるいはオファーがあったとしても出場はかなわなかったでしょう。その思いも手伝ってか、ベイルは初日から素晴らしいプレーを見せました。
場面はベイルが初日にプレーしたスパイグラスヒルGCの2番ホール。グリーンを外して左からの3打目アプローチはカートパスから。すぐそばまでガケが迫る状況のため救済を受けない選択をしたのでしょうが、そこは“球はあるがまま”が染みついている英国人ゴルファー。球をクリーンに拾わなければいけない緊張する場面でも見事なリカバリーを見せます。
ベイルが低く出した球はカートパスのすぐ先にまずワンクッション、砲台になった傾斜の上のほうにツークッションし、グリーン上をスーッと転がって、最後は約1メートルまで寄っていきました。
サッカーで見せたスーパープレーさながらの“魔法”に実況席も大興奮。
実況アナが「彼は驚くべきショットを打った！」と絶叫すれば、PGAツアーの動画には入っていませんが、解説も「なんてこった！」と応じました。
ベイルはジョセフ・ブラムレットとのペアで初日を7アンダー・18位タイで終えています。
