「開幕戦で『リシャール・ミル所属』と読み上げられるのが待ち遠しい」
2月22日にスイスの高級時計メーカー、リシャール・ミルとプロゴルファー、青木瀬令奈の所属契約会見が都内で行われました。
「昨年までは“ファミリー”として契約していただいたのですが、今年は気持ち新たに、こうして応援していただけることがうれしく、さらに頑張らなきゃという思いで過ごしています。開幕戦で『リシャール・ミル所属』と読み上げてもらえるのを今か今かと待ち望んでいます」とコメントした青木。
自身の成績を上げることはもちろんですが、チャリティーに力を入れる同社の所属として、ジュニア育成など、さらに社会貢献に取り組む決意を口にしました。

さて、そこで気になるのは、“超”がつくほどの高級時計であるリシャール・ミルのどんなモデルを青木が腕に巻いて試合に臨むのか。
青木が選んだのは鮮烈な赤がコース上のどこにいても目立ちそうな「RM 07-01 オートマティック」。自動車レース「FIA世界耐久選手権」への初参戦を記念して、3名の女性ドライバーのために製作された世界限定50本のレッドバージョンです。そのため残念ながら既に販売終了となっているのですが、ちなみに発売時の価格は驚きの1397万円(税抜き)。調和のとれた美観、超軽量素材、どんな状況下においても耐性と快適性をもたらすケースで、まさに一流女性アスリートの腕を彩るにふさわしい時計と言えるでしょう。
さらに驚くのは、青木の盟友として知られ、同じくリシャール・ミルファミリーの一員である成田美寿々が着用するモデル「RM 67-02 オートマティック ウェイド・バンニーキルク スプリント」。こちらも原色系のグリーンが鮮やかでコースで映えそうです。オリンピック金メダリストであり、300mと400mの世界記録保持者であるウェイド・バンニーキルクの祖国南アフリカをイメージしたということで、グリーンになっているようです。さすがゴールドメダリストのシグネチャーモデルだけあり、お値段も青木着用モデルの倍近い2330万円(税抜き)とゴールド級。
いずれも一般庶民の感覚ではスポーツ時に着用するなんて怖くて考えられないレベルですが、アスリート仕様の高級腕時計ですから、ガシガシ使うのが正しいのでしょうね。