上位争いに踏みとどまる貴重な一打
◆国内女子プロゴルフ<宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 6月8~11日 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) 6513ヤード・パー72>
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式ツイッターが更新され、笠りつ子が12番パー5で見せたショットインイーグル動画が公開されました。
「宮里藍サントリーレディスオープン」3日目、首位の岩井千怜と7打差の9位タイからスタートした笠りつ子。上位陣がスコアを伸ばす中、前半を1バーディー1ボギーと一進一退の展開、そんな中12番パー5で飛び出したショットインイーグル。

フェアウェイ右サイドから放たれた第3打はグリーンに着弾、そのまま真っすぐカップに向かい見事なイーグルになりました。
カップインを確認した笠は両手を高く上げてガッツポーズ、小躍りでキャディーに駆け寄りハイタッチで喜びを分かちあっていました。ギャラリーからも「おおー!!」という大歓声が湧き上がりました。
笠は3日目を1イーグル3バーディー3ボギーの70で終え、12位タイでフィニッシュ。好位置で最終日を迎えます。
今季はトップ10フィニッシュがなく、メルセデス・ランキングは58位と低迷している笠。3日目のイーグルをきっかけに今大会で上位進出を果たし、本来の活躍を早くファンに見せて欲しいです。
笠 りつ子(りゅう・りつこ)
1987年11月4日生まれ、熊本県出身。ゴルフ場を経営する父親の影響で9歳からゴルフを始める。幼少期は坂田塾で研鑽を積み2006年プロ入り。11年の「ニトリレディス」でツアー初優勝。21年「ヨネックスレディス」では5年振りの優勝を果たす。ツアー通算6勝。京セラ所属。