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- 「風に強い!」キャロウェイの新ボール「CHROME」シリーズをコースで試打・検証<PR>
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PGAツアープロからの要望を受けて、さらに進化したキャロウェイの新ボール「CHROME」(クロム)シリーズが2024年3月1日に発売されます。今回は、ツアープロコーチの奥嶋誠昭さんとゴルフライターの鶴原弘高が、どんなボール性能なのかをコースで試打して確かめました。
2024年からは「CHROME」シリーズとして3モデルを展開
これまでキャロウェイは、ウレタンカバーを採用しているツアーボールのカテゴリーとして「CHROME SOFT」シリーズを展開していました。2024年モデルではこれが新たに「CHROME」シリーズとなり、そのなかで「CHROME TOUR」「CHROME TOUR X」「CHROME SOFT」の3モデルを展開することになっています。
2024年の「CHROME」シリーズは従来モデルから大きな変更が加えられていて、最も注目すべきはディンプル形状が一新されているところです。「シームレス・ツアー・エアロ」と名付けられた新たなディンプルパターンによって、風の影響を最小限に抑えるボール性能になっています。PGAツアープロからの要望のひとつとして「風に強いボールが欲しい」との声があり、それを新ボールでは実現しているそうです。
今回は、プロコーチの奥嶋誠昭さんと筆者(ゴルフライター・鶴原弘高)が「CHROME TOUR」と「CHROME TOUR X」の2モデルをコースで試打検証しました。この2モデルは、キャロウェイ契約ツアープロが早速スイッチして使用しているボールです。
試打当日は、冬場にしては気温が高いものの、春一番の強風が吹くコースコンディション。果たして、「CHROME TOUR」と「CHROME TOUR X」の性能やいかに?
ショットの落ち際でボールが風に流されない!
まずは、風の影響を受けやすい中距離のアイアンショットから試打を開始。165ヤード地点から「CHROME TOUR」と「CHROME TOUR X」の2モデルを打ってみたところ、奥嶋コーチからは開口一番、こんなコメントがありました。
「あれ?って思うぐらいに風の影響を受けません。右からの強いフォローウインドが吹いているのに、弾道の最高到達点から球がストンとまっすぐに落ちてくれます」
奥嶋コーチが言及したのは、ボールの落ち際での球の強さです。風が強いなかでドローやフェードを打ったときに、その球筋のままでグリーンに球が着弾するとのこと。また、フォローの風のなかで打っても、ボールが風に乗りすぎて飛びすぎることがなく、縦の風にも強いそうです。
一方、筆者は「CHROME TOUR」と「CHROME TOUR X」の違いについて、打球感が柔らかく、フェースにボールが乗るような感覚を得やすいのは「CHROME TOUR」のほうで、それに対して「CHROME TOUR X」は、ソフトながらもボールの中に芯を感じるフィーリングを得ました。
弾道にも違いがあって、「CHROME TOUR」は打ち出しの高さとスピン量の両方が抑えられた中弾道で、「CHROME TOUR X」のほうが高めの弾道になると感じました。
奥嶋コーチは「特に『CHROME TOUR X』のほうが、風の中でも縦の距離感が合いやすくて使いやすい」と高評価。筆者は、中弾道でラインを出しやすいぶん、「CHROME TOUR」のほうが風の影響をより受けづらそうと評する結果になりました。基本性能として2モデルともに風に強いボールですが、モデル選びとなると各プレーヤーの弾道イメージや持ち球との相性が出てくるようです。
ちなみに、キャロウェイの契約プロのなかでもモデル選びは異なっていて、ジョン・ラームは「CHROME TOUR」を使用中。ザンダー・シャウフェレは「CHROME TOUR X」をチョイスしているそうです。
2モデルとも風に強いが、フィーリングと弾道の高さが異なる
続いて、ドライバーで「CHROME TOUR」と「CHROME TOUR X」を試打・検証してみました。奥嶋コーチは「どちらのモデルも風の影響を受けづらく、曲がりが少ない。『CHROME TOUR X』は少しだけ『CHROME TOUR』よりも打ち出し角が高くなり、弾道の最高到達点も高くなる」とのこと。打感についてはアイアンショットと同様に『CHROME TOUR X』のほうがしっかり感があり、“ドライバーショットにおいては、打感の好みでモデルを選んでも問題なさそう”というのが2人の共通意見となりました。
グリーン周りからのアプローチとパッティングでは、2モデルでのフィーリングの違いがより顕著に。5ヤードほどの短い距離では差を感じないものの「10〜15ヤードでは、芯のある打感の『CHROME TOUR X』のほうが食い付いて止めやすい感覚。30ヤード以上になると、『CHROME TOUR』のほうがフェースにボールが乗って止めやすく感じる」と奥嶋コーチ。
筆者は、やわらかくフェースに乗る「CHROME TOUR」だと、ラフから打っても低く出して止められる感覚を出しやすいと感じました。どちらのモデルを使ってもアプローチではスピンがしっかりとかかりますが、フィーリングの違いによるイメージの出しやすさには個人差が出てくるようです。
パッティングにおいてもフィーリングでの違いが大きく、芯を感じる打感が好きな人は「CHROME TOUR X」、ソフトな打感を好む人は「CHROME TOUR」が良さそうです。
風に強いボールは、どんなゴルファーにも等しくメリットがある
キャロウェイの新しい「CHROME」シリーズは、ツアープロの要望を受けて開発されたボールですが、アマチュアが使ってもメリットは大きいと考えられます。ゴルフは自然の中で行うスポーツなので、どんなゴルファーでも等しく気温や風といった外的要因の影響を受けます。風に強いボールを選んでおけば、その外的要因のひとつを減らし、左右の曲がりや距離感のズレを軽減することができる。これはゴルファーのスキルレベルには関係ない部分です。
奥嶋コーチも「風に強いボール性能は、プロやアマを問わずにスコア向上の助けになってくれるはず。その点で『CHROME』シリーズは、誰にでもオススメしやすいボールです」と話していました。
総合的に判断して、奥嶋コーチは「CHROME TOUR X」をチョイス。筆者は「CHROME TOUR」を選びました。今回は試打していませんが、同シリーズには「CHROME SOFT」も用意されていて、こちらも同じディンプルパターンで風に強く、よりソフトな打感を求める人向けのモデルとなっています。
皆さんも“風に強い”「CHROME」シリーズから自分好みのボールを選んで、スコア向上を目指してみてはいかがでしょうか。
製品紹介-キャロウェイ CHROME TOURボール-
CHROME SOFT X LSボールが、最新のリニューアルにおいて「CHROME TOURボール」へと名称をチェンジし、特徴である飛距離を重視した性能もさらにブラッシュアップ。専用設計のハイパー・ファストソフト・コアは、素材の配合を新しくしたことなどで、優れた反発力を発揮するものとなっており、ボールスピードが大きく向上。やや柔らかな設定によって、ロングショットにおけるスピンも抑えられており、ここにシームレス・ツアーエアロによるキャリーの伸びが加わることで、飛びのポテンシャルは格段にアップ。ショートゲームでのスピン量も十分で、新しいハイパフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバーが、ツアーで戦えるレベルを実現。CHROME SOFTボール、CHROME TOUR Xと同じく、カラーやアライメント別に計3種類での展開。
製品紹介-キャロウェイ CHROME TOUR Xボール-
飛距離性能とグリーン周りでのコントロール性能を、バランス良く、ハイレベルで備えたCHROME SOFT Xボールが、名前を「CHROME TOUR Xボール」に変えて、さらにパフォーマンスアップ。新しいハイパー・ファストソフト・コアは、素材の配合の再考や徹底した生産管理により、プロや上級者が望む打感を従来以上に突き詰めつつ、ロングショットでの高いボールスピードを実現。弾道の頂点から落ち際までを徹底的に分析して生まれた、モデル別専用設計のシームレス・ツアーエアロも、ビッグキャリーで大きな飛びに貢献。新たにハイパフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバーと名づけられたカバーは、より柔らかくなり、ショートゲームでのスピン量も増大。プレシジョン テクノロジーへの引きつづきの投資によって厚みも均一化され、ショットごと、個体ごとの結果のバラつきも軽減。ラインアップはCHROME SOFTボール同様、カラーやアライメント別に計3種類。