本当にギリギリ… あと一歩でホールインワンとなった原江里菜の“500万円級”ミラクルショットに観客大熱狂

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）のX（旧ツイッター）が更新。原江里菜の“スーパーショット”動画がアップされました。

　7月18日に開幕した国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」。原が初日の16番パー3で放ったティーショットに注目が集まっています。

　今季はレギュラーツアーへの出場が限られる中で、ステップ・アップ・ツアーにも精力的に出場している原。15年に優勝経験もある同大会、今年はウェイティングからの出場で、あと一歩でホールインワンとなったミラクルショットを披露しました。

　この日インスタートの原がイーブンで迎えた16番ホール。力強いスイングで放ったティーショットは大きな弧を描いてグリーンに着弾し、カップへ吸い込まれるように手前から転がるもわずか“ギリギリ”のところでボールが静止。

　Xには「あと数センチ… 原江里菜があと少しでホールインワンという素晴らしいショットを披露」と紹介された実際の映像がアップ。アナウンサーはボールの行方を見守りながら「いやーーーこれは…!?」と固唾を飲みながら実況し、解説者はボールが止まると「惜しいーーー！」と自分事のように悔しさを表現しています。

　なお、今大会は特別賞として決勝ラウンドに限りホールインワン賞が設定。16番ホールでは達成者全員に賞金500万円が与えられるだけに“惜しすぎる”ミラクルショットとなりました。

　その後のパットを難なく沈めた原は、この日2つ目のバーディーを奪取。初日を3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「73」で回り、92位タイでホールアウト。予選通過と上位進出をかけた2日目の巻き返しに期待がかかります。

1987年11月7日生まれ、愛知県出身。東北福祉大学1年在学中の2007年ににTPD非会員登録選手としてプロデビュー。翌08年、LPGA正会員として入会した。07年のツアーデビュー時から頭角を表し、3900万円余りを獲得して同年の賞金ランキングは19位。08年には「NEC軽井沢72ゴルフ」で初優勝。15年に「大東建託・いい部屋ネットレディス」で通算2勝目を挙げた。NEC所属。