「俺を真似るな！ 真似るなら…」タイガー・ウッズが愛息チャーリーに授けたアドバイスに全米が喧々諤々

　米PGAツアーがインスタグラムを更新。タイガー・ウッズとローリー・マキロイのスイング比較動画に、タイガー本人が愛息チャーリー君（13歳）に授けたアドバイスをテロップとして添えて公開しました。

　気になるアドバイスの内容ですが、「僕のスイングを真似るんじゃなく、ローリーのスイングを真似しなさい。彼がショットでバランスを崩すのを見たことあるかい？　ないよね」

　確かにマキロイのスイングは当代随一の美しさと力強さを備えるものとして称賛の的になっています。しかし、長年にわたる体の酷使や昨年起こした交通事故の影響で衰えたとはいえ、タイガー自身も最強のスイングの持ち主であったことは言うまでもありません。

　これに対して全米のゴルファーが喧々諤々の議論を戦わせる結果に。

「2000年代前半のタイガーのスイングは史上最高だったはず。なぜチャーリーが真似しないのか分からない」

「この動画を100回は見たが、彼らのスイングはとても似ている」

「ローリーはタイガーをコピーし、チャーリーはローリーをコピーするってことだね」

「タイガーは（故障のあった）背中のために、より腕を使うようになっている。これは回転が失われてきても飛距離を失わないために参考になる」

「タイガーのファンたちはタイガー本人の意見に同意しかねるだろうね（笑）。でも、私はこのメッセージに賛成だ。ローリーのスイングはとてもきれいで無駄な動きがない」

「この2人にベン・ホーガン、トム・パーツァーの2人を加えた4人が歴代ベストスイングだ。とてもきれいなスイングで、足が変な動きもしないし、浮いたりもしない。体の構造に反しない、第一級の時代を超えたスイングだ」

　12月6日午前の時点で、こうしたコメントが400件以上寄せられており、歴代ベストスイングを巡る議論はまだまだ続きそうです。