キャディーを務めた母に感謝…勝みなみが語った来季米ツアーへの思い 「まだまだ強くなれる」

　女子プロゴルファーの勝みなみが自身のインスタグラムを更新し、来季の米ツアー出場権獲得を報告しました。

　8ラウンド、計144ホールの長丁場で争う、来季の出場権をかけたQシリーズ。最終第8ラウンドが現地時間の12月11日に行われ、通算24アンダーの5位で終えた勝が、来季の米ツアーで戦う権利を手に入れました。

「US LPGAの出場権、Getしました」「最高にうれしいです」と喜びの声をインスタに書き出した勝は、「LPGA MEMBER」と記載された記念ボードを持ち、カメラに向かって笑みを浮かべている写真をアップ。

「最初の2日間はなかなかスコアを伸ばせず、4日間で終わってしまうんじゃないかと心配する時もありました」と心境を明かすも、「キャディーをしてくれた母をはじめ…TVの前で応援してくださっていたファンの皆さんのおかげで、8日間プレーすることができ、出場権まで獲得できました」「本当にありがとうございます」と感謝の思いをつづっています。

　さらに「まだまだ強くなれる!!!強くなりたい!!!と思えた2週間」とアメリカで過ごした日々を振り返った勝は「レベルアップしてアメリカツアーに臨むために、このオフの期間、大切に過ごしたいと思います！」と力強くコメント。

　この投稿にファンからは「勝っちゃんカッコいい」「ハードな8日間お疲れさまでした」「ブラボー！」「世界のみなみ」「目指せメジャー制覇」などの声が寄せられています。

1998年7月1日生まれ、鹿児島県出身。渋野日向子、畑岡奈紗、原英莉花らツアーを席巻している「黄金世代」の一人。2014年の「KKT杯バンテリンレディス」で、アマチュアながらJLPGAツアー史上最年少優勝（15歳293日）を達成し注目を集める。17年のプロ入り後、翌年の「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロ初優勝。22年「日本女子オープン」で史上3人目の大会連覇を達成。明治安田生命所属。