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- 馬場咲希がただ一人最終予選会に進出 国内との板挟みで難しい決断迫られる【米女子2次予選会最終日】
来季の出場権をかけた米女子ツアーQスクールセカンドステージ最終日、通算4アンダー19位タイでボブキャットコース(BC)に臨んだ馬場咲希(ばば・さき)は、1イーグル、3バーディー、4ボギーの71でプレーし、通算5アンダー、15位タイで最終予選会のQシリーズ進出を決めた。
一進一退のプレーから飛距離を生かしたイーグルでアンダーに
◆米国女子プロゴルフ<Qスクールステージ2 10月17~20日 プランテーションG&CC ボブキャットC・パンサーC(フロリダ州)>
馬場咲希が、来季の米女子ツアー出場に向けて第2関門を突破した。
来季の出場権をかけた米女子ツアーQスクールセカンドステージ最終日、通算4アンダー19位タイでボブキャットコース(BC)に臨んだ馬場は、15番まで3バーディー、4ボギーと苦しい一進一退のプレーが続いた。
状況を一気に打開したのはパー5の16番だ。武器である飛距離を生かして見事にイーグル。これが効いて通算5アンダー。15位タイに浮上した。
来季の出場順位を決めるファイナルに当たるQシリーズ(11月30~12月5日、アラバマ州マグノリアグローブGC)に進めるのは40位タイまで。3日目6アンダー、最終日1アンダーと順位を上げた馬場は、2022年全米女子アマ優勝の実力を発揮してしっかりとQシリーズ行きの切符を手にした。
帰国後は、日本の最終プロテスト(10月31日~11月3日、岡山・JFE瀬戸内海GC)が待っている。20位タイまでに入って合格すると、今度は日本の来季出場順位をかけたQTもある。1次はプロテストトップ合格なら免除されるが、最終の日程(11月28日~12月1日)が米ツアーQシリーズとぶつかってしまう。1つの関門をクリアした馬場だが、プロとしてのスタートを日米どちらに軸足を置いて切るか、近いうちに決めなくてはならなくなった。
通算2アンダー30位タイまでの41人がQシリーズ進出を決めたが、ファーストステージから勝ち上がってきた6人の日本勢は、いずれも残念な結果に終わった。
オレゴン大学在学中の長野未祈(BC)は、3バーディー、2ボギーと1つスコアを上げたものの、通算イーブンパー48位タイで2打足りずに涙を飲んだ。
谷田侑里香(BC)は通算2オーバー72位タイ、山路晶(BC)は通算5オーバー95位タイ、パンサーコース(PC)を回った上原彩子は通算6オーバー104位タイ、伊藤真利奈(BC)は通算9オーバー133位タイ、山口すず夏(PC)は通算14オーバー158位タイ。188人が挑んだ米ツアーの関門の狭さを、6人とも痛感する結果となった。
セカンドステージから出場していた原英莉花は、第3ラウンドを終えてQシリーズ進出圏内にいたが、スコア誤記で失格になっている。
首位は通算18アンダーのイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)。ツアー3勝のクリスティーナ・キム(米)も、通算7アンダー8位タイでQシリーズ進出を決めている。
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