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- 米ツアー挑戦表明の稲見萌寧が前半終了 首位と2打差3アンダー・8位タイの好スタート
国内女子プロゴルフの伊藤園レディスが今日開幕。前日、来季の米女子ツアー挑戦を表明した稲見萌寧(いなみ・もね)が前半の9ホールを終了。4バーディー、1ボギーの3アンダーで回り、8タイと好スタートを切っている。首位は14ホールを終了して7アンダーで回の三ヶ島かな(みかしま・かな)。
4番から4連続バーディーを奪う
◆国内女子プロゴルフ<伊藤園レディス 11月10~12日 グレートアイランド倶楽部(千葉県) 6741ヤード・パー72>
小雨が降るなかにもかかわらず、大勢のギャラリーを集めた稲見萌寧、原英莉花、岩井明愛の注目組。スタートの1番パー4でいきなり岩井が2.5メートルのバーディーパットを沈めると、原も1メートルを入れ返す。続く2番パー4ではまたしても岩井が約5メートルを沈めて連続バーディーを奪った。
一方、3番まではパーが続いた稲見だが、4番パー4で第2打をピン左1.5メートルにつけ、それを沈めるとエンジンがかかったかのように、7番まで4連続バーディーを奪い、一気に3位タイに浮上する。
ところが、8番パー4に落とし穴が待っていた。グリーン手前からのアプローチをピン手前約1メートルに寄せながら、それを外してボギーを叩く。結局、前半のハーフを4バーディー、1ボギーの33で終え、3アンダー・8位タイで後半戦に臨む。
順調な滑り出しを見せた岩井と原だが、そのまま波に乗ったのは岩井のほう。岩井は5、6番でも連続バーディーを奪い、さらには9番パー4でもバーディー。結局、5バーディー、ノーボギーの5アンダー・3位タイで前半をターン。原は2バーディー、2ボギーのパープレーで9ホールを終えた。
混戦のなか首位に躍り出たのが、三ヶ島かな。前半回ったインコースで6バーディー、1ボギーの31を叩き出すと、後半の3番、5番と2つのパー5でもバーディーを奪い、7アンダーで首位を快走する。
その三ヶ島を追うのが6アンダー・2位の鶴岡果恋、5アンダー・3位の岩井、後藤未有、若林舞衣子。現在、メルセデス・ランキングのトップに立つ山下美夢有は、9番を終了して2バーディー、1ボギーの1アンダーで35位タイにつけている。
稲見 萌寧(いなみ・もね)
1999年7月29日生まれ、東京都出身。2020-21シーズンは9勝を挙げ、見事賞金ランキング1位に輝く。さらに、東京五輪では銀メダルを獲得した。22年は「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント」「ニトリレディスゴルフトーナメント」で優勝を手にした。23年日米共催の「TOTOジャパンクラシック」で米ツアー初優勝。通算13勝。Rakuten所属。
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