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アン・シネがファイナルQTで首位に1打差 「このスコアで回ったことが信じられない」 日本再挑戦へ好スタート
来季の国内女子ツアー出場権をかけたQTファイナルステージが28日に開幕。かつて“セクシークイーン”として旋風を巻き起こしたアン・シネが、トップと1打差の3アンダー4位タイで初日を終えた。
「1位でも70位でもいい気持ちに変わりない」
◆国内女子プロゴルフ<QTファイナルステージ 11月28日~12月1日 葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡県) 6421ヤード・パー72>
来季の国内女子ツアー出場権をかけたQTファイナルステージが28日から開幕した。
注目はファーストステージを上位で突破し、日本ツアーに再挑戦を決意した“セクシークイーン”ことアン・シネ。緊張感もあり実力が試される初日に、5バーディー、2ボギーの69で回り、3アンダーの4位タイでホールアウトした。前半最終ホールの18番パー4は、ピンまで150ヤードの2打目を5番ユーティリティーで2メートルに寄せてバーディー。後半の7番パー4は、ピンまで残り20ヤードの3打目のアプローチがカップインしてバーディーで締めた。
初日のラウンドについて「風が強かったので、攻めるより落とさないように我慢しながら、チャンスが来た時にそれをつかもうと思ってプレーしました」と振り返る。
日本ツアーに初参戦した2017年からシードがない中でも試合に出続け、19年のプロテストに一発合格。QTも25位で翌年の出場権を獲得した。しかし20年シーズンからはコロナ禍で来日を断念していた。
再び日本ツアー挑戦を決意した理由について「試合に出てない間も、まったくゴルフをやめたわけではなく、休んでる間もゴルフをしていました。引退するとは言葉にしませんでした。ゴルフの人生がつながっていたというか、ただタイミングがつかめなくてダメだっただけで、それが今回、いい機会が訪れたんです」と語る。
しかしながら、自身にとっても初日からの会心のプレーには驚いた様子。
「先週のファーストQTがものすごく大事で、今週までつなげてこられました。今週、ファイナルに来れたことに感謝していますし、自分がファイナルでこのスコアで回ったというのが信じられないです。1位になれればいいですけど、70位になってもいい気持ちには変わりません」
“セクシークイーン”旋風で日本のゴルフファンを虜にしたアン・シネが、来季は戻ってくるのか。4日間を通して35位前後に入れば、来季前半戦(第1回リランキングまで)の出場権が得られるが、残り3日間も高い集中力で戦い抜く。
アン・シネ
1990年12月18日生まれ、韓国出身の女子プロゴルファー。2017年に日本ツアー初参戦すると、抜群の美貌とスタイルに「セクシークイーン」の愛称で、日本の女子ゴルフ界に旋風を巻き起こした。2019年を最後に試合から遠ざかっているが、日本ツアー再挑戦に意欲を見せており、動向が注目されている。
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