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- 心の中にくすぶっていた未練…アン・シネが日本ツアー“復帰”への思いを激白 「はっきりと形にしたい」
明日から始まる国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。昨年行われたQTファイナルを勝ち抜き、5年ぶりに日本ツアーへ参戦するアン・シネが27日、報道陣の取材に応じた。
「中途半端な状況だった」
◆国内女子プロゴルフ<ダイキンオーキッドレディス 2月29日~3月3日 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 6595ヤード・パー72>
2017年に日本ツアーへ初参戦したアン・シネだが、毎年沖縄で行われている開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」への出場は今年が初めて。
「一番出たかった試合」と以前から楽しみにしていたようで、出場を待ち望んでいたと言うが、指定練習日でもあった27日は小雨が降るあいにくの空模様。そして、自身の“雨女っぷり”についても言及した。
このオフはアメリカで1カ月合宿を行ったが「雨が多かったので外での練習がそこまでできなかった」と言う。その後、母国・韓国に戻って調整を試みるも連日の雪。そして、日本に入ると再び“雨”と天候に恵まれない日々が続いた。
沖縄は大会期間中も雨や曇りの予報が出ているが、「この大会に初めて出るけど、多分自分のせいでこういう天気なのかなって。選手たちに申し訳ない」と思わず苦笑いを浮かべる。
ただ、日本ツアーへの復帰は並々ならぬ思いもあると話す。
「自分が最後に出ていたツアーが日本。コロナがあって試合にも出られなかったので中途半端な状況だった。日本に来たときはある程度の目標も設定していたけども、それがなんとなく中途半端になってしまったので、はっきりと形にしたいと思って日本ツアーに戻ってきました」
今大会の目標について聞かれると「まずは予選通過が第一の目標。そして土日もこの場でお話しできる機会を設けられたらいい」と真剣な表情で語った。
「6歳からゴルフを始めて27年ぐらい経つけど、やっぱりゴルフ場に来ると気持ちが改まる。これから毎週大会があるけど、そういった気持ちはいつも同じ。長い間試合に出場できなかった自分がここに立っていますということをお見せしたいし、感謝の気持ちを持ってちゃんとプレーしたいです」
昨年のQTを16位で突破し、今季前半戦の出場権を獲得して日本の多くのゴルフファンを驚かせたアン・シネ。旋風を巻き起こした“セクシークイーン”が、いよいよ日本ツアーに戻ってくる。
アン・シネ
1990年12月18日生まれ、韓国出身の女子プロゴルファー。2017年に日本ツアー初参戦すると、抜群の美貌とスタイルで注目を集め「セクシークイーン」の愛称で、日本の女子ゴルフ界に旋風を巻き起こした。
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