開幕戦Vは誰の手に…単独首位に立つ岩井千怜、1打差で追う西郷真央 運命の最終決戦がいよいよスタート

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。岩井千怜(いわい・ちさと)が通算13アンダーで単独首位、1打差の2位に西郷真央(さいごう・まお)がつけて大会最終日を迎えた。

「1打のリードもすごい大事」

◆国内女子プロゴルフ<ダイキンオーキッドレディス 2月29日~3月3日 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 6595ヤード・パー72>

 国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。3日目を終え、岩井千怜が通算13アンダーで単独トップ。2位の西郷真央が1打差で追う展開で大会最終日を迎えた。

最終日を単独首位で迎えた岩井千怜(左)と2位につける西郷真央(右) 写真:Getty Images
最終日を単独首位で迎えた岩井千怜(左)と2位につける西郷真央(右) 写真:Getty Images

 鬱憤(うっぷん)を晴らすゴルフだった。初日を単独首位で発進したものの、2日目は「73」とスコアを伸ばせずトップの座を明け渡す結果に。

「ものすごく悔しかったです。本当に悔しかった」と言うように、悪天候も影響したのか本来のプレーを見せることができなかった。

 しかし、3日目は10バーディーを奪って再逆転。それだけに終盤15番のダブルボギーと16番のボギーが悔やまれる。

「15番はセカンドでバンカーの手前に刻むクラブで打っておけば良かったなと思いました。16番はカップを狙いにいったぶん、少し強めに打ったイメージなのでしょうがないです」

 このままガタガタと崩れてもおかしくない流れだったが、このミスを引きずることはなかった。「もったいなかったとは思ってないです。これが自分の実力。まだまだだなということ」と気持ちを切り替えて最終18番をパーでフィニッシュ。1打差のリードで最終日を迎えた。

「バーディーをたくさん取って、自分のプレーで皆さんが元気になってもらえるように頑張ります。1打のリードもすごい大事だと思うので、明日(最終日)は考えず本当に攻めるだけ。自分のゴルフをして伸ばせたらいいなと思います」

「どれだけ修正できるか」

 一方、岩井に逆転を許した西郷は「全体を通してあまり良くなかった。ショットもパットもすべて」と険しい表情で1日を振り返った。

 2位に4打差をつけての首位でスタートした3日目は、前半に3つのバーディーを奪いこのまま独走態勢に入るかと思われたが、後半の13、15、17番でそれぞれ3パットを要して3ボギー。

「なかなかかみ合わずパッティングの距離感も合わなかった。2パットでパーセーブしたいところができなかった」と後半は波に乗れず苦しいゴルフが続いた。

 それでも最終18番は、アゴの高いバンカーから1.5メートルにつけてバーディーフィニッシュ。悪い流れを断ち切って最終日を迎えられるのは、西郷にとってプラス材料だろう。

 ツアー初制覇を成し遂げた22年の同大会も最終日に逆転での優勝。今回も追う立場で最終日を迎えるが「今日(3日目)のショットやパットだと厳しいので、どれだけ修正できるかが大事だと思う」と気を引き締めた。

 最終日最終組で回る岩井と西郷は、これで4日間すべて同じペアリングに。2人のティーオフは9時40分。運命の最終決戦がいよいよ始まる。

岩井 千怜(いわい・ちさと)

2002年7月5日生まれ、埼玉県出身。双子の姉・明愛(あきえ)とともに、高校ゴルフの名門・埼玉栄高のダブルエースとして活躍。同校を8年ぶりの全国高等学校ゴルフ選手権・団体戦優勝に導くなどした。21年にプロテスト合格。22年は「NEC軽井沢72ゴルフ」で初優勝、翌週の「CAT Ladies」で2週連続優勝を達成。23年は「RKB×三井松島レディス」と「サントリーレディス」で勝利を挙げた。Honda所属。

西郷 真央(さいごう・まお)

2001年生まれ、千葉県出身。ルーキーイヤーの20−21シーズンはシーズン21回のトップ10入りと未勝利ながら賞金ランキング4位でシーズンを終えた。2022年は開幕戦でのツアー初優勝を含め5勝、メルセデス・ランキング2位の成績を残す。その後は低迷が続いたが、23年「伊藤園レディス」で復活優勝。ツアー通算6勝。島津製作所所属。

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(左から)岩井明愛、岩井千怜
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西郷真央
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最終日を単独首位で迎えた岩井千怜(左)と2位につける西郷真央(右) 写真:Getty Images
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