「挑戦して本当に良かった」 元賞金女王・森田理香子が4日間完走に万感の思い…6年ぶり復帰戦を終えて思うこと

国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。6年ぶりのツアー出場で4日間を戦い抜いた元賞金女王・森田理香子(もりた・りかこ)が、最終日を4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算1オーバーの36位タイで復帰戦を終えた。

「100点満点です!」

◆国内女子プロゴルフ<ダイキンオーキッドレディス 2月29日~3月3日 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 6595ヤード・パー72>

 ラウンド後の表情は充実感に満ちあふれていた。

 国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」最終日、元賞金女王の森田理香子は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算1オーバーの36位タイでフィニッシュ。6年ぶりのツアー復帰戦で4日間を走り抜けた。

6年ぶりのツアー復帰戦を36位タイで終えた森田理香子 写真:Getty Images
6年ぶりのツアー復帰戦を36位タイで終えた森田理香子 写真:Getty Images

「なんか疲れましたね、想像以上に疲れました。コースも難しかったし、いろいろ期待してもらってうれしい反面、どこかですごくプレッシャーになっていたところもあった。予選通過してホッとした部分があったときにちょっと気が抜けて…でも、完走できて良かったです」

 開幕前には「今後ツアー出場に絞る考えはない」と明言していたが、その決断がもったいないと思えるほどのプレーを披露。初日のドライビングディスタンスは1位、2日目には4連続バーディーを奪うなど、6年のブランクを感じさせないゴルフだった。

 しかし、当の本人は自身のプレーを冷静に分析して「優勝のレベルではないと改めて思った。もっと精度を上げないと勝てない世界だといろいろな選手を見て思いました」と復帰戦を振り返る。

 また、ギャラリーに囲まれての久しぶりのラウンドについて聞かれると「緊張しましたがうれしかったです。変わらず応援してくれる人がこんなにいるんだというのは、すごくうれしい。力になるって言ってもらえるので挑戦して本当に良かった」と笑みを浮かべた。

「(自己採点は)100点満点です! 最後はバーディーフィニッシュですし、ドラコンも取れたので満足です」

 森田は次週、高知県・土佐カントリークラブを舞台に行われる「明治安田レディス」に出場予定。

 4日間競技が続くスケジュールについては「(不安は)あります。ケガですね怖いのは。気持ちは18歳くらいですけど、体は18歳じゃないので(笑)」と冗談を交えながら不安を口にしたが、復帰戦でこれだけのパフォーマンスを披露した姿を見れば期待せずにはいられない。

 今大会で優勝争いを繰り広げた岩井千怜、西郷真央らとともにシーズン開幕戦を大いに盛り上げた森田。次なる戦いにも注目だ。

森田 理香子(もりた・りかこ)

1990年1月8日生まれ、京都府出身。2008年にプロテスト合格し、翌09年からJLPGAツアー本格参戦。賞金ランキング27位で早くもシードを獲得し、大器の片鱗を見せた。初優勝は10年の樋口久子 IDC大塚家具レディス。13年には年間4勝を挙げ、初の賞金女王に。18年を最後にツアーから遠ざかった。

【写真】森田理香子 16歳のアマチュア時代→22歳のプロ全盛期→33歳の“ショップ店員”姿

画像ギャラリー

2006年、海外アマチュア競技での森田理香子 写真:Getty Images
2012年、LPGAミズノクラシックでの森田理香子 写真:Getty Images
2023年、33歳になった森田理香子
自身がプロデュースする「yummy rose(ヤミーローズ)」の期間限定ショップで店頭に立つ森田理香子
接客しているときの柔和な笑顔が印象的だった
ツアー復帰に向けて練習ラウンドを行う森田理香子 写真:本人提供
2018年「ニチレイレディス」以来、約6年ぶりの復帰を果たした森田理香子(写真は当時のもの) 写真:Getty Images
6年ぶりのツアー復帰戦を36位タイで終えた森田理香子 写真:Getty Images

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