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- “黄金世代”今綾奈が韓国女子3部ツアーで初優勝「目標は日本のプロテスト合格と1部ツアー進出」
1998年度生まれの“黄金世代”今綾奈(こん・あやな)が、韓国女子3部のジャンプツアー開幕戦で優勝した。今年の日本のプロテスト合格を目標に、韓国1部ツアーでのプレーも目指す。
2年連続日本人選手が優勝
韓国女子3部のジャンプツアー開幕戦「百済CC-サムデインホンサムボル ジャンプツアー1次戦」(4月8~9日)。渋野日向子らと同じ1998年度生まれの“黄金世代”・25歳の今綾奈(こん・あやな)が初日「70」、最終日「69」で回り、通算5アンダーでプロ初優勝を飾った。
今月20日に26歳の誕生日を迎える今は試合後、「優勝をまったく予想していなかったので、本当にうれしい」と笑顔を見せた。「日本ではなく、韓国まで来て参加した大会ということもあり、いつも以上に集中しようと思ったことで結果を残すことができました。KLPGAツアーでいい成績を残したという気持ちがいいプレーにつながりました」と優勝の原動力について語った。
勝因について「リカバリーがうまくいきました。ティーショットがダメなら、セカンドショットが良く、グリーンを外したときは、ショートゲームで耐えることができた。すべてのショットがうまく噛み合ったと思います。1つだけを挙げるなら、パターがしっかり打てたこと」と振り返った。
昨年、JLPGAプロテスト1次で敗退し韓国のQTを受けることを決意。昨年10月にはタイで行われた「KLPGA2023インターナショナルQT」に挑戦したが、43位タイで突破できなかった。だが、今年3月の「KLPGA第1回準会員選抜戦」で8位の成績を収め、インターナショナル会員となり3部ツアーの出場権を得た。
「日本のプロテストに合格して、JLPGA会員になることも目標の一つですが、KLPGAツアーに挑戦しているので、実力をつけて1部ツアーに上がることを最優先の目標に定めています」と今後の目標は明確に持っている。
ちなみに昨年の同大会でも日本人の吉津谷彩香(きつや・さやか)が優勝している。韓国女子ツアーは2022年から、準会員選抜戦と3部ジャンプツアーで外国人選手に門戸を開放。日本のプロテストに合格できず、国内ツアーに出られない選手たちにとって、韓国挑戦は一つの選択肢になっているようだ。
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