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- 原英莉花は全米女子オープン予選会を突破できず「クラブ調整も自分の調子もうまくいっていない」
海外メジャー「全米女子オープン」(5月30日~6月2日、ランカスターCC)出場権をかけた日本予選会が22日に行われた。36ホールのストロークプレーで通算2アンダーの原英莉花(はら・えりか)は、上位5人に与えられる出場権を勝ち取れなかった。
36ホールを通算2アンダーでフィニッシュ
◆米国女子プロゴルフ<全米女子オープン クオリファイング(予選会) 4月22日 房総カントリークラブ房総ゴルフ場・東/西コース(千葉県) 6519(東)/6413(西)ヤード・パー72>
「バーディー取んなきゃいけない試合の中で、全然バーディーが取れなかったので、致し方ない感じでした」
1日で36ホールのプレーをやり抜き、通算2アンダーでフィニッシュした原英莉花。結果的に全米女子オープン出場権が与えられる上位5人には入れなかったが、「2ラウンド目の前半はバーディーが0なので、ちょっと難しいとは思っていたのですが、それでも一生懸命に頑張りました」と振り返る。
今季はシーズン開幕から6試合を消化して予選落ちが3回。前週は試合を休んで調整にあてた。「クラブ調整だったり、自分の調子を上げられなかったり、なかなかうまくいっていない。それでもここに照準を合わせて頑張ってきたつもりだったのですが……」とゴルフが噛み合わない苦悩をのぞかせる。
とはいえ全米女子オープン出場のチャンスが完全になくなったわけではない。5月27日時点の世界ランキング75位以内に入れば出場権を得られるが、現在は109位。残り1カ月で滑り込みの可能性もある。「集中力は保ちながらプレーできましたし、体力面も大丈夫でした。スムーズにプレーできた部分もあったのでよかった」と前を向いた。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。23年はヘルニア手術を乗り越え、日本女子オープンを2度目の制覇。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
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